参 ページ4
「……………A？」
『…………………………………ねぇ宇髄、柱って他にも居るんでしょ？
私も会ってみたい…！』
「あー、まだダメだ」
今開いた柱の席の入れ替わりしてるからな、
それにこいつにまだ刀握らせたことねぇし。
『えーっ！意地悪な人だな！
宇髄に飽きた！私お友達がほしい！！！』
「はぁ、、んじゃ煉獄のとこでも行くか…？」
『……………………いく！ついでに、日記新しくしたい！』
「お前もうそんな書いたのかよ」
『……………うん、まぁね
沢山書くことあるんだもん…』
こいつがどんな気持ちで日記を書いてたのか、
あの時の俺は知らなかったし
音が乱れることも無かったから
わかるはずが無かった
ーーーーーー
ーー
『煉獄、さん？』
「むむっ！これが噂の宇髄の子か？」
「おい、語弊があるだろ…」
「どうして面を……？、名はなんと言う？」
『…A』
Aは煉獄の目が少し怖かったようだが、何日か遊びに行くうちにどんどん仲良くなってた
まぁ、煉獄弟いるしな。
正直さが子供に好かれんだろ。
「………ん？お前身長伸びたか？」
『えっ！やっぱり！？私身長伸びたよね…！！』
「呼吸も出来るようになったし、身長も伸びたし………そろそろ刀持たせるか…」
『ほんと！私も戦える？』
「おう、」
呼吸を覚えんのも早かったが
刀を扱うようになってからの成長速度は異常だった。
産屋敷邸で特訓してる時に転んで頭から血流して、めちゃくちゃ頬膨らませてた時に比べりゃもう全然違う
お館様が言っていた通り、Aは言わば天才だった
それこそ、ド派手な型はどれにも当てはまんなくて使えなかったけどな。
正式に隊士になってからは、ド派手な銃使ったり
毒作り始めたり
短剣扱う練習始めたり。
階級が上がるのも早かった
いや、
早すぎた
世を知らない小さい内に真っ暗な世界で必要のないことを沢山知って
暗い沼の中1人で歩き続けて
優しさや温かさを知ったこの場所でも死と隣り合わせ
世に渡りAの心が壊れるのはあっという間だった
8月も中旬
その日はいつもとうって変わった、生憎の雨の日だった
「………？」
帰ってきたか？
ガラッ
「A、おかえ＿＿」
『宇髄…………っ！！！！』
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ぽてと(プロフ) - 続編？おめでとうございます。こちらも号泣きて読ませてもらいました。素敵な小説ありがとうございます。 (2021年4月14日 5時) (
レス) id: 1b62a14c7d (このIDを非表示/違反報告)
あぷる - 今日正確には昨日読み始めたんですけど泣きっぱなしでした！すっばらしい作品です＞＜更新がんばってくださいお体に気をつけて！！！！ (2020年12月7日 0時) (レス) id: 9ae6da1d4e (このIDを非表示/違反報告)
やきべん(プロフ) - 波さん» わわっ、いつもありがとうございます！期待に応えられるよう頑張りたいと思います！ (2020年12月1日 21時) (レス) id: e566a07046 (このIDを非表示/違反報告)
やきべん(プロフ) - 瑠夢さん» ありがとうございます、これからも頑張りますね！ (2020年12月1日 21時) (レス) id: e566a07046 (このIDを非表示/違反報告)
波(プロフ) - 続編?新作?おめでとうございます!!!いつも楽しみにしていたのでとっても嬉しいです、、、!!これからも応援しています、頑張って下さい! (2020年12月1日 18時) (レス) id: e7a357962e (このIDを非表示/違反報告)
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