【宇髄天元】7日経ったら好きだと伝える【鬼滅の刃】

拾弐 ページ13

「…………は、？勘違い？」




『なんでそんな大きな勘違い出来るの！？


冨岡とは何もないってば！』




「じゃあなんで顔赤くして帰ってきて、冨岡の話出す度照れんだよ……


しかも頼になんで止めなかったって聞いたら

楽しそうだったからとか地味なこと言いやがるし…………」




『なんでかは言えないけど……！本当に違う！私本当に何もしてないから！



………………とりあえず、手離して……』




Aに言われてハッとし、手を離す


やべぇ…………俺ただのAを襲った変態じゃね……？




『あーもう、これどうするの……隊服じゃ隠れないよ』



「お前……違うなら違うで嫌って言えよ……」



『…………別に嫌じゃなかったし…………



…………………………！？！？


まって誤解違う……！いや、違くないけど……





…………………………っ、やっぱなんでもない！全部忘れて！』






……………………………………は？






誤解？誤解？、これ？



はぁ？嫌じゃなかったって……………………は？






「顔アカ」



「うるせぇよ馬鹿頼…………お前知ってたくせに……

今日の晩飯焼き鳥な…」



「ウッワ」









ーーーーーーーーーー

ーーーーー

ーー




ー



『私、自分の屋敷戻るね



お嫁さん達帰ってくるんでしょ？』






いきなりそう告げられた7日目


どうしてって声を遮るように


泣きそうなAの目が


何も言わないでって訴えてくる





『………………バイバイ、宇髄


またね』






またねなんて無いくせに


またお前は俺を忘れるくせに


ふざけてんだろ…………





ただあいつの腕を引っ張って止めりゃいいだけの話なのに


なんでそんなことも出来ないんだよ……







その7日目から2ヶ月、




Aは1度も自分の屋敷にすら帰って来なかった







「宇髄さぁん、こんな所でぇ……どぉしたの？」





「あ？んだよ、愛奈




地味に視界に映んじゃねぇよ…………」





「宇髄、今の言葉は無いんじゃないか？」







あぁ、愛奈だけじゃなかったのか



煉獄に伊黒に甘露寺に胡蝶



これまたいい騎士を連れて何してんだか






「まだあんな女の肩を持っているのですか？


あっ、もしかして……本気で惚れちゃったんですか？？


まぁ遊郭出身ですしね………って、なんです？図星でしたか？




……なら、目。覚ました方が良いですよ」







胡蝶が敵の位置に居ると本当にムカつくなぁ……！！！！

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