【完結】7日経ったら忘れていいですか _3_【鬼滅の刃】

佰弐拾伍 ページ33

11日目


今日は冨岡と伊黒さんと街にお出かけ

愈史郎に髪を結って貰ったら可愛らしいと褒めて貰えた



｢Aに似合う｣



｢蛙の髪飾りがか？もっとAは花のような髪飾りが似合うだろ

趣味悪いな冨岡｣



｢心外｣





『私は2人が選んでくれたものなら何でも嬉しいよ』






最初は喧嘩ばかりかと思ったけどそうでもなくて、2人で悩んで私にプレゼントしてくれるそうだ




｢｢冨岡／伊黒

これはどうだ｣｣




｢気が合うな、Aに似合う｣


｢冨岡と気が合うのは嫌だが俺もこれがAに似合うと思う｣





決まったみたい



嬉しいな……………







店の前で待っていると2人が駆け寄ってきて目を瞑れと言ってきたので目を瞑った




｢こうか？｣



｢違う冨岡貸せ、こうだ｣



｢似合ってる｣



｢目開けていいぞ｣



目を開けて鏡を見ると愈史郎に編んで貰った髪に青い花の髪飾りがついていた




｢｢『勿忘草』｣｣


花言葉は、









私を忘れないで









『……………泣きそう』



｢泣くほど嬉しいか｣



『ありがとう、冨岡、伊黒』









｢｢(勿忘草の花言葉………………




…真実の友情)｣｣




｢離れても一緒だ｣


｢お前が忘れてもずっと俺たちはお前を探しに行く｣




とても嬉しい言葉を貰った後に甘味処へ行って沢山食べた


とても美味しかったの





夕方になってからも街を歩いてたら迷子の女の子が居て、3人で遅くまで親を探してあげた





女の子がありがとうって優しく言ってくれるから自然と笑みが零れた







｢そろそろ暗くなってきたな、Aと会えなくなるのは嫌だが

…………………仕方がないな｣



｢Aが好きだ｣



｢はぁ！？冨岡何言ってるんだ……………、？｣



｢伊黒だって好きだろう｣



｢俺だってAが好きに決まっているだろう｣






『ふふっ、私も


伊黒さんも冨岡も大好きだよ、また最後の日に会おうね！』





近くまで送ってくれて、2人が暗い道を歩いていくのを見送る





結局、仲良いじゃん







『ただいまー！』



｢………その髪飾り貰ったのか？｣



『よく気付いてくれた…！そうなの、貰ったのよ

可愛いでしょ』



｢ええ、とても可愛らしくてよく似合っていますよ｣



｢俺も珠世様と同じ意見だ。｣





髪飾りは最後の日にまた愈史郎が付けてくれると言ったので、大事にしまってお風呂に入った




茶々丸が覗いてきたから変態って言っておいた！！

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