佰弐拾肆 ページ32
10日目
今日は煉獄さんと無一郎くんと煉獄さんのお家に行った
「僕が折り紙教えてあげる」
「本当ですか?ありがとうございます」
無一郎くんは千寿郎くんによく飛ぶ紙飛行機を教えてあげていた
私とお父様と煉獄さんも一緒に作り、誰が1番飛ぶか競った
「父上のが1番飛ばなかったですね」
「うるさいわ」
『私のも飛ばなかったぁー』
「うむ、何故俺のは地面に突き刺さったのか!全く検討が付かない!」
『力強かったんだよ、シュってフワッて飛ばすんだよー』
「僕1番だった、褒めてA」
『無一郎くん凄い…!だってもうどこに行ったかわからないくらい飛んだもん!』
「ずるいです、僕だって結構飛びましたよ」
「でも1番は僕だから」
『千寿郎くんも凄いよ…!2人とも凄い凄い!』
やっぱり可愛いなぁ…………2人とも
『お昼ご飯はさつまいもご飯でいい?
美味しいおいも持ってきたから私が作ったげる!』
普段は千寿郎くんがご飯を作ってるみたいで、色々と教えてくれた
お母さんが近くに居るみたいです、と言った千寿郎くんが可愛すぎて抱きしめたよね
無一郎くんと煉獄さんも料理中なのに後ろから抱きしめてきたり、めちゃくちゃ近づいてきたり大変だった
私が作ったご飯はとても美味しかった(自画自賛)
「わっしょいわっしょいわっしょい!うまい!うまい!」
煉獄さんのわっしょいに釣られて私もわっしょいって言っちゃったよね
それを見たみんなも笑ってわっしょいって
とても楽しかった!
「A、やっぱり離れたくない
Aのこと僕大好きだよ、だから応援してあげる」
「俺もAと離れるのは辛い…………
が、Aが決めた道なら応援する他ないだろう」
『……………ありがとう、無一郎くん煉獄さん
私も2人が大好きだよ。
最後の日にまた会おうね』
お父様に色々と持たされて帰ると愈史郎が今日はご馳走だな、と言ってご飯を作ってくれた
物凄く美味しかった。
またいつも通り愈史郎と一緒に寝た
ーーーーーーーー
「もうお前とも離れなきゃいけないのか」
寝てるAの髪を撫でて額に口を落とす
「離れたくない………………」
…………誰かの視線
ハッとして戸を見ると珠世様が覗いていた
ピシャッ
部屋から出て戸を勢いよく閉める
「愈史郎もそういう時期ですもんね」
「た、珠世様……!!」
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霞(プロフ) - 感動しました…!ちょっと、泣いちゃいました笑 (8月13日 23時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 自分は飽き性なので最後まで読む事は滅多に無いのですが、久しぶりに最後まで飽きずに読めました!とても面白くそしてとても感動しました..めちゃくちゃ泣きました‼︎素敵な作品をありがとうございます‼︎‼︎ (5月16日 22時) (レス) @page50 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
りおん(プロフ) - 本当にずっと涙が止まりません…何回でも何百回でもこの作品をこの1人の少女の人生を必ずみにきますね!!!この作品を作ってくれてありがとうございました!!! (2022年8月12日 6時) (レス) id: db88a71968 (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - しのぶさん、本当最低だな。無一郎の奴も、主人公と和解すんな!!お前らにはその権利はねぇんだよ💢と思います。夢主さんは、すぐに記憶無くなったらすぐに鬼殺隊辞めるべきだったんですよ!!私は和解ENDなんて認めません!! (2022年5月23日 21時) (レス) @page46 id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんちゃん - 素晴らしい作品に出会いました、この世にこの作品を生み出してくれて本当にありがとうございます。記憶がなくなる感情とか辛さとか引き込まれる文章ばかりで涙が止まりません。今から読み返します。 (2021年5月7日 1時) (レス) id: a2bdeb07de (このIDを非表示/違反報告)
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