132日目 ページ3
「俺ね、Aに内緒で隠やめて鬼殺隊もう一度選別受けて入ったんすよ
遊郭戦している時っすかね?」
衝撃だ……もう一度、最初から……?
『だから、隠の格好じゃなくて私服が多かったの?』
「そっすね……階級は前より1つ下がって乙っすけど
ちゃんと修行したんすよ
呼吸も使えるんすよ
俺と手合わせしてくれないっすか?」
烈花の……星が見れる?
輝く綺麗な星が……
『いいよ、』
刀を握って庭に出る
木刀じゃなくて真剣だ
怪我をしてでも、刀を交じわせたかった
戦いは無言で私も烈花も本気でぶつかっていた
私の剣技は花が舞い
烈花の剣技は星が輝く
烈花の攻撃をかわして、右足で踏み込んで烈花の首に刀を向ける
「負けた………………あーーー、頑張ったのになぁ」
『私は久しぶりに烈花の星が見れて……嬉しかったよ』
「俺をアンタの背中に戻す気はないっすか?」
何を迷う必要がある?
私は1人で行くんだ
「もしアンタの父親以外に鬼が居たら?
アンタは1人で殺れるんすか
アンタの父親とアンタの戦いには手を出すつもりは無いっすから
傍に置いて」
『朝になったら置いて行っていいって言ったよね』
「今の戦いを通して置いていこうと思うなら置いて行って、
少しでも迷いがあるなら連れてって」
私は……本当は…………………………
『わかった、連れていく
でも私の考えは変わらない』
「覚悟はもうしてるっすよ、アンタの最後に俺が居たかっただけっすよ」
『…………烈花
私の大好きな世界一の相棒
ありがとう』
「なんてことないっすよ
俺の世界はアンタが中心で回ってるし……
アンタが好きなのに最後すらも見れないなんて嫌っす」
『そう何度も何度もハッキリ好きって言わないでよ
恥ずかしい』
「えー、そっすか?
じゃあこっちも言わせてもらうけど……あまり俺に抱きつかないで欲しいっす
俺の中の男が暴れるっすよ」
烈花を抱きしめていた手を離して刀を鞘にしまう
「ハハッ……www
ただいま、俺の相棒」
『おかえり、私の相棒
私の背中、アンタに預けるよ』
「わぁってるっすよ、
俺の背中も勿論アンタに預けるっすからね」
うん
ありがとう烈花
それから悪夢は一時も見ることはなかった
ありがとう、私の大好きな世界一の相棒……
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鬼の子(プロフ) - ハル時々はるるさん» コメントありがとうございますー!!最近こっちのシリーズ更新出来なくて申し訳ない……、読者の方々に感情が伝わってくれる事が1番嬉しいです……!!ありがとうございます! (2020年1月11日 0時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
ハル時々はるる(プロフ) - やっぱ鬼の子さんの作品好きです!そして、夜見てて号泣しましたよw死ぬとこ…あ、また泣きそ (2020年1月11日 0時) (レス) id: 1867b93bcb (このIDを非表示/違反報告)
鬼の子(プロフ) - さん» わーわー!全然大丈夫ですよー、考えてくれることはとても嬉しいですしね……!これからも楽しく読んで貰えたら嬉しいです、よろしくお願いしますね (2019年12月29日 22時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
- 私こそ気を遣わせてしまったような……お騒がせしてすみません…… (2019年12月29日 22時) (レス) id: b8651e6ca0 (このIDを非表示/違反報告)
鬼の子(プロフ) - 禰豆美さん» いえいえ!大丈夫ですよー! (2019年12月29日 22時) (レス) id: 764cc1638e (このIDを非表示/違反報告)
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