派手な柱の本命継子〔鬼滅の刃〕

60日目 ページ21

「俺が1番派手にAの事が好きなんだよ阿呆共

それに俺とAは愛し合っている

冨岡……時透……手ぇ出したら派手に首を引きちぎってやる！！」

顔を上げろ、と天元に声をかけられる

『っ、』

勢いよく顔を上げると、皆優しい匂いがした


あの時だって皆は心から私を向かい入れてくれたんだ


だって、あの時だって……優しくて暖かい匂いがしたもん…

なんで、忘れていたんだろう

なんで、悩んでいたのだろう

「A、あまり自分を責めるんじゃない…

君は立派な鬼殺隊員を引っ張っていく柱で、私の可愛い子供なのだから」

『お館様っ、先程は無礼を働いてしまい……申し訳ありませんでした……』

「大丈夫だよ、

……さぁ、柱合会議を始めようか

Aは具合が悪いのだろう？蝶屋敷で治療をしてもらっておいで」

『でも、私も柱……』

「大丈夫だ、俺が話を聞いて後からお前に話してやっから」

天元に頭を撫でられる

『それは子供扱いですか』

「いいや、派手な恋人扱いだ

阿呆」

天元が私の羽織で皆から見えないようにしてキスをしてくれる

短くて優しかった

「________」

耳元で囁いた天元の言葉に私は顔が赤くなる

「……っ、きゃぁぁぁ！

あっ……ごめんなさいっ……」

『天元の……馬鹿野郎……』

私は隠で顔を隠すようにしておぶってもらう

「音柱と華柱はお熱いですね」

『…………っ、変なことを言うな！』

「そういえばお久しぶりですね、花雲様」

『そうだな、というかお前に敬語で話されるとむず痒いんだが……



……烈花

やっぱり隊員はやめたのか』

「まぁ、元々俺はそんな強かったわけでもないっすから。

あの戦いの後から上手く五感が機能しないんだわ……

見えるし聞こえる、食べ物も食べられるし歩けるし走れるし力もある

けど、時々靄が俺を包むんだよ

そして何も出来なくなる

まじ怖いっすよ」

『君から手紙が届いた時はびっくりしたよ』

「俺もあんたが柱になったって知った時は驚いたよ

でもやっぱりなって、www」

『あの手紙の内容はなんだよw

あの時の戦いを思い出した……w』

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次回！

『謎の少年烈花！お前は何者なんだ』

「じゃあここで大正コソコソ噂話ー

俺の名前はれっかって読むんすよ、そして隊士時代は乙でした」

『私より1つ後輩なんだ』

「あんたは先輩らしいこと全くしてないっすけどね」

『「次回61日目

隠の彼と柱の彼女 過去編！」』

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