【PandoraHearts】アビスと時間旅行 (ページ7)

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第５話ページ7

・・・ガタンと大きな音がしてそちらを向く

表情は見えないがオズ・ベザリウスがシャロンの首に手を回しナイフを当てていた

シャロン「オズ・・・様？」

隣にいるギルバートも驚き焦った表情になる

ギルバート「シャロン・・・！」
A「っ…！」

シャロンは大丈夫だと分かっていても焦る
シャロンを助け出そうと手を胸くらいの高さまで上げた
しかしそれはブレイクの言葉によって止められた

ブレイク「手だしは無用ですヨ」

巫山戯ている様にニヤニヤと笑っているブレイク
しかし、その目は笑っていないので大人しく手を下げる

ブレイク「…。器が危なくなれば出てきてくれると思ったよ」

"お会い出来て光栄ですヨ"
"ビーラビット"

ビーラビット…血染めの黒うさぎの名を聞いた瞬間背筋が凍った

ブレイク「君にはパンドラも散々手を焼かされているからネェ。一度話をして見たかったんだ」

オズ•ベザリウス…もといビーラビットが怪訝そうに「何？」と返した
ブレイクは貼り付けたような笑顔をさらに濃くして続ける

ブレイク「念願の契約者を手に入れた君がこちらで何をやらかす気なのか是非ともお聞きしたい」
オズ「「話す必要はない。そこをどけ」」
ブレイク「それは無理ですヨー君のような危険なチェインを野に放つことは出来ません」

ビーラビットはシャロンの首にナイフを近づけた

…ブレイクが煽るような事を言うから

はぁと小さくため息を付いたことをここにいる人達は知らないだろう