〚部下〛 ページ8
マックさんに絡ませるついでで思いついた設定が今更ノアさんの二番煎じだと知って冷汗かいてる作者です。皆様いつもたくさんの登録&評価&♡ありがとうございます！
主人公ちゃんの過去に関しては厚顔無恥しときます。
スルーして下さると幸いです。
🤡｛ﾊｯ｝
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「柳田、手は大丈夫か？」
「ボス。……大丈夫、と言いたいのですがたぶん俺はもう」
「そうか」
自然と彼自身の胸に添えられた手を見てボスと呼ばれた男は口を閉ざした。数日前から手の不調を訴えだしたNo.2。最期すらも予期させるその言動にボスであるヴァンダーマーは言葉を探すも、長年寄り添ってきた部下の目を見て相応しいものが見つからなかった。
「……失礼します」
「ああ。……そういえば、後で竹の射撃練習に付き合ってやってくれ」
「俺で良いんですか？」
「お前にしか頼めん」
「わかりました」
静かに一礼して部屋を去るライアンの背中を見つめる。少し弱々しく見えたその背中に、それでも自分のもとに置き続けたいと思うのはやはりそれだけアイツが自分にとって重要な部下であるからなのだろう。
ふぅ、とため息をつくと計ったように携帯が鳴る。ディスプレイにはマクドナルドの文字。先日頼んでいた店の件かと思い出るとやけに楽しそうな相変わらず聴き取りにくい声が話し始めた。
『ヴァンダーマーさん、お久しぶりです』
『かしこまってどうしたんだ。店の件か？』
『ハッ何を言っているんだアナタは。新しい子供が出来てな。近々挨拶に向かわせようとおも、コラ！ヒトにカメラを向けてはダメだろッ。向けるならワタシにしておきなさい』
おそらくは側にいる子に言ったのだろうが耳元で怒鳴られ、ついついスマホを耳から離す。静かになってからまたスマホを耳にあてた。
『子供というと、あのここなとは別の子か』
『ｱｩ、もちろん別ですよ。子供とは△＄♪×￥●＆％＃？！』
『あー……とりあえず明日なら空いているぞ』
『そうですか。では、明日改めて電話します。ばいばーい』
『ああ。またな』
『はい、ばいばーい』
しつこく、ばいばーいを擦られそうだったので通話を終了させる。最後の方は全く聞き取れなかったが、まぁ予定を言ってそのまま話が進んだから大体合っていたのだろう。
新しい子供……か。
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宇治銀時(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。これからも不定期更新にはなりますが待っていていただけるとありがたいです！m(_ _)m (5月3日 12時) (
レス) id: 7eec906a71 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いやまじで最高ですありがとうございます (5月3日 12時) (レス) @page21 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇治銀時 | 作成日時：2024年3月21日 21時
