― ページ6
「まぁ、最初はどこもバタバタですよね」
「そういや、今起きたばっかりなんですね」
「昼寝してたんでどっちも起きたてホヤホヤですよ」
軽く仮眠取るつもりがガチで寝てましたわ、と言うと笑われてしまった。流石の腕前でスムーズにタクシーを病院の裏口に停めた番田さん。
「あれ、裏ですか?」
「ええ。個人医の医療バックはここで買えます。5つぐらいあれば大丈夫らしいですよ」
「へぇ、番田さん詳しいですね」
そうか。そんな事まで知ってたのか……と、感心していると「私も個人医なので」と付け加えた番田さん。
「あー、マジか。……え、個人医って誰が、って聞かん方がいいんすかね?」
「それなら居るかわかんないけど案内しましょうか」
「いいんすか!ちょ、待ってて下さい!!」
急いで必要なモノを取り揃えてタクシーに乗り込んだ。番田さんが同じ職種なのは強みなのでは?とワクワクしながら深沢モ……カーディーラーまで連れて行ってもらった私は思わず笑ってしまった。
「
そこにいたのは白衣姿の叶さんとごっちゃんマイキーさん、ディーラーをしている兎咲ミミさんとごう月島さん。そのうち個人医は月島さん以外皆らしい。
「絶対私足引っ張るやつ」
「まぁ、そんなにくっついて何かするとかいう仕事でも無いんで。ていうか、Aさんはそれが理由で入ってますよね?」
「うっ……さすが叶さん、御名答」
例の世界では怖くて顔を合わせられ無かった叶さんが今回は先輩になるらしい。
「てことは、皆さんもしかしてもう無線とか持ってます?」
「あ、じゃあコレ。一応余分に買っといたから」
どうぞ。と無線を渡してくれた番田さん。何もかもしてもらってる今の状況に一瞬固まってしまう。せっかくあの世界を離れて練習してきたのにコレじゃまた一緒だ。
その間も話は進んで請求額とか無線番号とかを淡々と教えてもらう。
「そうだ、車とかどうする?バイクがいい?」
「バイクならShinobiですよね。やっぱ高いですか……?」
恐る恐る聞いてみた私にすぐに応えてくれたのはマイキーさん。ウェスカーさんの方の声だから変に緊張する。
「Shinobiは600万よね」
「そうですね」
356人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇治銀時(プロフ) - さよるさん» ありがとうございます!私の作品みて……というコメントが一番嬉しいですね。ちょっとALLINミリしらに近いとこあるのでmonDじゃなくて中の人になる可能性大ですけどわかりました!気長にお待ち下さいませ。m(_ _)m (12月16日 11時) (レス) id: 7eec906a71 (このIDを非表示/違反報告)
さよる - 全シリーズ好きすぎて思わずコメントしてしまいました!Mon dさんとの絡みが見てみたいなと感じました!(宇治銀時さんの作品みてmonさん気になりました!) (12月16日 0時) (レス) @page20 id: af11935ad8 (このIDを非表示/違反報告)
yamasaki464696(プロフ) - 宇治銀時さん» 全然大丈夫です!リクエストありがとうございました!お話も良かったです。 (12月15日 8時) (レス) @page18 id: 1e1501100b (このIDを非表示/違反報告)
宇治銀時(プロフ) - yamasaki464696さん» すみません、ちょっとイマイチな感じになってしまって本当に申し訳ないんですけど出来ました。本当にすみません。 (12月14日 22時) (レス) id: 7eec906a71 (このIDを非表示/違反報告)
yamasaki464696(プロフ) - 宇治銀時さん» 了解です! (12月14日 14時) (レス) id: 1e1501100b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宇治銀時 | 作成日時:2023年12月12日 19時