【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 4

フラフラ ページ21

15周年のシーを探索し終えたメンバーがホテルへ戻るとそこには大量の資料が待ち構えていた

MF｢これはいったい……｣
JH｢これ全部去年リクルートした人達の資料だ｣
DM｢まさか……｣
MV｢まず名前順に並び替えてもらえるかな
どっかの阿呆が資料をぶちまけてね｣
MS｢すみませんすみませんすみませんすみません｣
EF｢マジかよ｣
AP｢ありえない｣
『手伝う!』

Aの言葉にメンバー達も作業を始めるとあっという間に片付きエイトフットは大きくため息を吐き出した

EF｢次は無ぇぞ｣
MS｢ヒイッ｣
『たこさんトランプしよう』
JH｢ババ抜き?七並べ?｣
DM｢ポーカー?ブラックジャック?｣
AP｢それは賭け事だろう｣
MF｢神経衰弱なんてどうでしょうか｣
『やる!』
MV｢平和だねぇ｣

テーブルの上に並べられていくトランプを眺めながら空いているスペースに契約書を置いたエイトフットが仕事を始めるとAとジャックとダルメシアはジャンケンをし順番を決め始めた

DM｢よしっ僕の勝ちだ!｣
JH｢えー
最後ぉ〜?｣
『勝った〜』
DM｢次は僕と勝負だぞ〜｣
『うん!』
DM｢負けたぁぁぁぁ!!!｣
MF｢たかがジャンケンでよくそこまではしゃげますね｣
JH｢それじゃあAから｣
『ん〜
ハズレ〜』
JH｢初っ端当たることはそうないよ｣

数分後…………

手元に数組のトランプがあるジャックとダルメシアの横でAは涙目になっていた

『ぜんぜん揃わない』
DM(｢元々賭け事得意なんだよなー…｣)
JH(｢つい本気でやっちゃった
あああ……罪悪感!!!｣)

適当に引いても当たるジャックとダルメシアに対してAは覚えていたカードがどんどん無くなって行くため何が出ても揃わない
そんなAがカードを1枚捲り肩を落とすと横から適当なカードをエイトフットが引いた
すると見事に揃いAは目を丸くした

『揃った!』
DM｢一回も出てないマークだったのに
魔法!?｣
EF｢ズルはジャックだろ
ただの勘だ｣
JH｢ズルでは無いんだけど…｣

その後エイトフットも加わり結果は

『スゴいよたこさん!!』
EF｢ただの勘でも行けるもんだな｣
JH&DM｢負けたぁぁぁ｣
MF｢終わりましたか?｣
AP｢丁度良いアップルパイが焼けたところだ｣
DM｢おやつ!!｣
『おやつ〜』
JH｢またかよ｣
EF｢いい加減他の食いてぇ｣
AP｢貝でも入れてみるか?
絶対に不味いがな｣
EF｢分かってんなら言うなよ｣
JH｢そういえば寿司ケーキっていうのがあるらしいよ?｣
DM｢もうおやつじゃないなそれ｣

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