雨のちアトラクション14 ページ8
そして照明がつくとシリキウトゥンドゥは消えており次の部屋へ向かう扉が開いた
『ビックリしたー』
EF「そりゃ良かったな
早く服離せよ」
『もうちょっとだけ』
秘密の倉庫へ着いたのはいいのだがまたしても席順を決めるためのじゃんけんが白熱しエイトフットとジャックがAを挟むように座ることになった
「行ってらっしゃい」
キャストに見送られエレベーターの扉が閉まるとAはニコニコとジャックとエイトフットを見上げた
『楽しみだね
ジャック君!
たこさん!』
EF「おー」
JH「これ外れたりしないよね?
大丈夫だよね!?」
DM「外れたらどうなっちゃうのかなぁ?」
AP「先程確認しただろう
落ち着け」
MF「万が一の事があっても私たちなら何とか出来ますよ」
マルフィの声と共にどこからともなく声が響きエレベーターが上へ浮上し止まる
「愚か者がなぜ忠告を聞かなかった
だが一番愚かだったのはこの私だ
世界中の珍しい物を集めることに心奪われ我が身の破滅を招いてしまったのだから
私はあの恐怖を永遠に繰り返す運命なのだ」
JH「う……………わぁっ」
『おお!!』
DM「もう落ちるのか!?」
半泣きのジャックとダルメシアを嘲笑うかのように目の前には空間が広がっていてその奥にはシリキウトゥンドゥとハイタワー3世が見えた
「はっ
呪いの偶像だと?
馬鹿馬鹿しい
!?
シリキウトゥンドゥの目が!!
ああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
シリキウトゥンドゥの目が光りハイタワー3世がエレベーターへ吸い込まれ叫び声をあげながら一階まで落ちて行った
ふとAがジャックを見上げるとジャックは目尻に涙を溜めたままAの手を強く握りその光景に釘付けになっていた
『ジャック君大丈夫?』
JH「だっ
だだだだだ
大丈夫らよ!!
Aがこわいといけないから手握っててあげるね!!」
EF「ビビりが」
『………………うん!!
ありがとう』
そしてエレベーターはまた上の階へ上がり止まった
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ダンボール - まってました!!(#`∀´#) (2016年6月13日 16時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
ディズニー - 最高すぎる!!! バンバン投稿してくれると 嬉しいですっっ`∀´ (2016年4月28日 15時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - オリフラは外してください (2016年4月12日 21時) (レス) id: db2b138bbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つばさ | 作成日時:2016年3月9日 23時