【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2 (ページ37)

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星に願いを (七夕) 2 ページ37

エイトフットとジャックも無事浴衣に着替えた後マルフィが部屋の扉を開くと同時にエイトフットに物凄いスピードで何かが飛び付いた

『たこさんたこさんみてみてみて～』
EF｢……腹に………入った｣
JH｢わぁ～
Aの浴衣可愛いね～｣
AP｢花柄か可愛らしい｣
DM｢とってもにあってるよ～｣
『えへへぇ～
本当?
皆もかっこいいですよ～』

頬に手を当てながら照れたAの言葉に頬を少し染め視線を泳がせた
そんな3人を見ていたマルフィとエイトフットは草履を履くと早く行くぞと軽く小突いた

JH｢ちょっとエイトフット本気で殴らなかった!?｣
DM｢ぎゅぅぅぅ…………｣
AP｢そうだ行く前にこれを書いていこう
先程Vが置いていったんだ｣
『短冊!
書きたいです』
EF｢全員分あるから落ち着け｣

書きたいと手を上げるAの頭をぐしゃぐしゃに撫でたエイトフットがペンと短冊を渡すとAはしばらく考えた後こそこそと誰にも見られないように隠しながらペンを走らせた

JH｢A何て書いたの?｣
DM｢僕も知りたい｣
『あっ
ダメなの見ちゃダメ
恥ずかしいから』
EF｢なんだそりゃ｣
MF｢それより早く出掛けましょう｣
『たこさん上につけたいからだっこして』
EF｢何でだよ｣
『織姫様と彦星様によく見えた方がお願い叶えてくれるかなって』
EF｢あ?
んなわけあるかよっ!?｣
AP｢私がやってあげよう｣
EF｢ガチで殴ったぞアイツ｣

めんどくさそうに答えたエイトフットの腹を思いきり殴ったアップルはAを抱き上げるとAが短冊をつけ終わるまで目を瞑りつけ終わった後も見ないようにと目をふさぐAの手をどかさなかった

MF｢流石紳士ですね｣
AP｢Aの頼みだ聞く他無いだろう｣

そしてAはアップルに抱き上げられたまま外へ出た

EF｢まだ腹痛てぇ｣
JH｢痛いのなおらないとAだっこ出来ないね｣
DM｢早くなおると良いね～｣
EF｢……………………｣
[ゴンッ
ゴンッ]
JH｢いってぇぇぇぇぇ｣
DM｢うわぁぁぁぁまた殴ったぁぁぁ｣
AP｢何をやっているんだ｣
MF｢賑やかですねぇ｣