ハートのお揃い(番外編) [ペンギンside] 2 ページ38
結局あの後もう話は終わりだとキャプテンが部屋に篭ってしまった為ニュースクーの運んできた新聞片手にふてくされているAにココアを淹れてやれば島が見えたとジャンバールの声が響いた
シャ「いつまでもむくれてないで島の探索にキャプテン誘ってこい」
ペ「そうだなそれが良い」
『えー・・・』
シャ「キャプテンと一緒に居てくれおれ達が困る!」
『・・・ぅ・・・うん・・・・・・分かった』
土下座をする勢いのシャチに若干引き気味のAが部屋を後にした事にほっと息をついたのがものの数十分前
今おれ達と仮面を着けた男は目の前のやり取りに頭を抱えていた
キ「何だお前ェまだそんな足手まとい連れてたのか」
ロ「あ?
お前みたいな弱ェ奴にとっちゃ足手まといかもなァ」
キ「あ"?」
ペ「コレどうするよシャチ」
シャ「もう色々諦めた」
キラ「キッドがすまない・・・」
確かこの仮面の男の事Aが"殺戮武人"とか言ってたな・・・・・・怖ェ・・・
キャプテンの腕の中でキッド海賊団の"キャプテン"キッドに指さされたAはジッとその手を見てる・・・
ペ「Aの教育上よろしくないから指さすのやめてほしい・・・」
シャ「この状況でもそういう事言ってるからAに母親みたいって言われるんだぞ」
ペ「うるせェ」
キラ「・・・確かにアレはよくないな」
シャ&ペ「え?」
隣から聞こえた声にシャチと同時に固まると隣に居たはずの殺戮武人が居なくなっていて"キャプテン"キッドの手を上から押さえている
キラ「キッドそれやめろ」
キ「あ?」
キラ「子供の教育によくない」
キ「は・・・?」
ロ「おい・・・ユースタス屋・・・コイツはAの事いくつだと思ってんだ」
キラ「??
小さいし・・・13歳かそこらだろ」
『な・・・!!』
ロ「ふっ・・・」
肩を震わせているキャプテンにわなわなと拳を握ったAが目の前の手を叩き2人を見上げた
『16です!!!』
キラ「は!?
・・・す・・・すまない」
キ「まァ・・・こんなちんちくりんじゃ間違いもするわな」
Aとのやり取りに気が緩んだのかその後は何事も無く無事収まったんだが・・・
まぁ・・・Aは面白くないわけで・・・
今Aはキャプテンの足の間でむくれながらキャプテンの爪を弄っている
シャ「おー上手いな」
ペ「Aは細かい作業得意だよな〜」
『後で2人にもやるからね』
シャ「へ・・・?」
ペ「え・・・」
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ぷりん(プロフ) - 夢主ちゃんとローって兄弟設定だったんですか!? (2022年9月4日 20時) (レス) @page1 id: 30c6d797b4 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 2章のパスワード教えて下さい (2022年6月4日 15時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
なるね - たのしみたのしみ (2022年5月31日 0時) (レス) @page43 id: 9dbecd43e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 読みやすい!好き!(伝われ〜〜) (2022年5月25日 18時) (レス) @page40 id: d519c1655a (このIDを非表示/違反報告)
なるね - キャプテンも夢主ちゃんもとっても可愛くて読んでて凄く癒されます〜〜!!この小説の更新を確認するのが最近の日課になりました笑 過去編めちゃめちゃ気になるので更新楽しみにまってます! (2022年5月23日 23時) (レス) @page40 id: 9dbecd43e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばさ | 作成日時:2022年4月26日 12時