レッツクッキング ページ5
オーシャンがエイトフットの所から帰ってくるとリビングが黒い雰囲気に覆われていた
OS「……え?
なにこの状態……」
AR「オーシャン丁度良い所に!
あのね今からAに美味しいものを食べてもらおうと思って料理してたんだけど……」
SE「出来上がったのはこれです」
OS「わぁお………これは?
イカスミパスタ?
うわぁ………ドロドロ……
ってうわあ!!
ぬちゃっってしたよ!?」
SE「アリエル様……やはり無理はいけませんよ」
AR「でも……」
SE「これ以上食材が無駄になっていくのを見ていられません!!」
OS「セバスチャンって時々辛辣だよね
……よしっ
美味しいもの一緒につくろうか」
AR「ええ!!」
SE「はぁ………どうなることやら
私はA様の様子を見てきます」
AR「お願いねセバスチャン
寝てたらそっとしておいてあげて」
SE「承知の上です」
OS「起きてたら美味しいご飯作ってるって言っといて」
SE「はいはい
期待なんてこれっぽっちもしてませんがね」
キッチンから大きく手を振ったオーシャンにやれやれと首を振ったセバスチャンは扉の隙間からAの寝ている部屋へ向かった
Aの部屋につくと扉は少しあいていてうっすらと光がもれていた
セバスチャンは扉の隙間から部屋に入りベッドを見上げた
そこにはベッドに座りぼうっと窓の外の遠くに見えるプロメテウス火山を眺めているAがいた
SE「どうされましたか?」
『セバスチャン』
SE「今オーシャンとアリエル様が食事を作っています」
『……………それ
食べれるの?』
SE「多分」
『多分って……』
SE「先程アリエル様はダークマターを産み出されました」
『何それスゴイ
でもオーちゃんのご飯美味しいんだよ』
SE「食べたことがおありで?」
『うん
いつも食べてるよ』
驚いた様子のセバスチャンにAがニコリと微笑み手を差し出すとセバスチャンはその手の上に乗った
Aはそのまま手を膝の上に乗せたまましばらく笑顔でオーシャンの料理について話をしていたがふと窓の外を見ながら呟いた言葉にセバスチャンとお盆を持って扉の前に来ていたアリエルとオーシャンは固まった
『でも………
ジョーの作るボンゴレパスタとか美味しいんだよね』
SE「…………A様…」
OS「今……ジョーって…………」
しかしAは呟いたあとセバスチャンをみやると首を傾げた
『あれ?
ジョーって誰だっけ?』
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つばさ(プロフ) - Karennsann様 コメントありがとうございます そーですねぇ私もオーちゃん結構好きなのでendは2種類作ろうかなーとかちょっと考え始めてるんですよねぇ… 次は本編いけると思いますので続きも読んでいただけますと幸いです (2017年4月3日 23時) (レス) id: e47907c4d5 (このIDを非表示/違反報告)
karennsann(プロフ) - ごめんなさい!自分オーちゃん大好きで、おおおこの展開は〜!!!!!!!とか思ってしまいました。すみません(*・ω・)*_ _)ペコ (2017年4月3日 21時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばさ | 作成日時:2017年4月1日 12時