ただいまとおかえり 2 ページ27
煙の中から中森警部と機動隊員らの叫び声が響き駆け寄った阿笠博士が心配そうに見ているとコナンが煙の中からこっそりと出てきた為阿笠博士はバッグを渡し､壁に背を向けて上着を広げた
灰原が阿笠博士の後ろをチラリと見るとコナンがあたふたと着替えていて灰原は小さく微笑んだ
中｢離せ!
それはワシの足だ!!｣
中森警部の声が聞こえ煙が薄れて機動隊の姿が見えてきたが､キッドの姿はどこにもなく､蘭が必死につかんでいたのは作り物の腕だった
蘭｢あ〜〜もぉ!!
逃げられた!｣
中｢くそぉ!まだ近くにいるはずだ!
追え〜〜〜!!｣
中森警部と機動隊がドタドタと自動ドアの奥へ走って行きあまりの勢いにAがポカンとしたまま立っていると､Aの目がふさがれそのまま軽く後ろへ引かれAの体は視界をふさいでいる本人の腕の中に収まった
快｢だ〜〜れだ｣
『快斗……ただいま』
快｢おかえり｣
Aが視界を覆っていた快斗の手を退かしながら真上にある快斗の頰を撫でると､快斗はその手を自身の手で覆いふにゃりと微笑んだ
『あ!
あのさ快斗』
快｢なんだ?｣
快(｢まさか別れ話とか……!?｣)
唐突にAがクルリと体の向きを変え手の甲を指し示すと快斗は首を傾げた
『ここにキスってできる?』
快｢ハイ?｣
『キッドにここにキスされたの
その時何か…………ぶわぁってなって…………恥ずかしくて………』
快｢へぇ…………｣
Aの話を聞いて少し顔を青くさせていた快斗がAの手を取り軽く手の甲にキスをするとAは口を押さえながら膝から崩れ落ちた
快｢あっ!ぶねぇな｣
『何か……スッゴいぶわぁぁぁ…って感じがした
』
快｢スゥゥゥゥハァァァァァ｣
『快斗?』
快｢天使!｣
大きく深呼吸をしAに抱きついた快斗が大声で叫ぶと園子が呆れ顔でため息を吐き出した
園｢完全に私がいること忘れてるわよね
あー…もう!
糖分高過ぎ!
ごちそうさま､お腹いっぱいよ｣
快｢糖分高過ぎ?
通常運転だけどな､なあ?｣
『??
うん?』
園｢あ､Aは意味ほとんど分かってないわねコレ｣
『あ､そうだ
快斗にお土産あるからまた暇なときにお家デートしよう』
快｢え?今からでも良いけど｣
『今日は飛行機疲れたから帰って寝るの』
快｢じゃあ添い寝……｣
園｢それ以上は蘭の鉄拳くらうわよ｣
快｢ういっす｣
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ゆら(プロフ) - お久しぶりです！すごくすごく楽しみにしてます！！ (4月21日 1時) (
レス) @page29 id: e9ab56d6ca (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 面白かったです。次回の作品はこの話の続きになるんですか？ (11月5日 20時) (レス) @page29 id: eaff9dea92 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ミチルさん» 紙媒体の小説等は行間が変えられますがウェブになると完全に1行開いてしまう為ご了承ください (あまり行間が開くと無駄にページ数も増えてダラダラと続いてしまうイメージもある為あまり私が好きで無いのもあります) (6月2日 7時) (レス) id: b365893e92 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ミチルさん» 初めましてコメントありがとうございます 現状ストーリーと台詞の行間を1マス開けている状態なのでココに更に台詞の行間を開けると無駄に縦長になり見栄えがとても悪くなる為この書き方をしています かなりの長文になる場合や強調したい時は要点で行間は開けています (6月2日 7時) (レス) id: b365893e92 (このIDを非表示/違反報告)
ミチル - はじめまして(*^^*) いきなりすみません。。。 物語読んで思ったのですが。。。 台詞の行間隔あけてはどうでしょうか？ 行間隔が詰まっていると読みにくいので。。。 (5月25日 18時) (レス) @page1 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年6月8日 2時
