【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 3 (ページ49)

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足元注意ページ49

翌日の朝エイトフットは大きな音に目を覚ました

[ゴンッ]
『あぅぅぅ………』
EF｢なぁにやってんだぁ?｣
『落ちた…』
EF｢勝手にベッドから下りようとするからだろ
あーあデコ赤くなってんぞ｣
『ヒリヒリする』
EF｢マルフィに氷もらいに行くか｣
『んぅ……たこさんの手でいい……』
EF｢………………｣

エイトフットはベッドの足下で丸くなっていたAを抱き上げると額に手を当て大きく欠伸をし自身の手を両手で額に押さえつけているAを見てチラリと床を見た

EF(｢歩かせねぇ方が良いかもな｣)
『たこさん?』
EF｢メシ食いに行くか｣
『うん』

エイトフットと抱き上げられたAがリビングに入るとマルフィは大きな音を立てて立ち上りキッチンへ消えていきジャックとダルメシアは2人に駆け寄った

DM｢エイトフットとAおはよう!｣
JH｢おはよー
おでこどうしたの?｣
EF｢朝起きたら落ちてた｣
『ヒリヒリする』
AP｢だからエイトフットが抱き上げているのか｣
MF｢これでは歩かせられないですねぇ｣

マルフィから保冷剤とタオルを受け取ったエイトフットはAにそれを持たせながらため息を吐き出し遠い目をした

EF｢あー………頼むなら早めにしねぇとなぁ…………
戻りたくねぇ………
仕事が山になってそうだ｣
AP｢物理的にな｣
EF｢マジやめろ｣
JH｢僕もそうしよー｣
DM｢じゃあ今日は僕達だな!｣
MF｢明日は私がマレフィセント様の所に行ってきますね｣
AP｢悪いがダルメシアは2日間出てもらえるか?｣
DM｢いいぞ!
Aと一緒にいる!｣
『これ冷たい』
EF｢冷やさねぇと治らねぇぞ｣
『………………』
MF｢いつもよりおとなしいですねぇ｣
AP｢ふむ………｣
JH｢今日は僕達皆いないからホックと居てね｣
『うん』

朝食を食べて数分後メンバー達が出ていったリビングの扉をジッと見ていたAの頭をホックが撫でるとAはホックに抱きつきゆっくりと目を閉じた

HK｢寝るのか?｣
『ん………』
HK｢おやすみ｣
『…ぉゃ…………ぃ……』
HK｢ふふっほとんど言えていないぞ｣

そして数時間後フラフラとした足どりで帰ってきたエイトフットとジャックは机に突っ伏すと大きなため息を吐き出した

EF&JH｢はあぁぁぁぁぁぁぁ｣
HK｢うるさいぞ
それに空気が暗くなる｣
JH｢ムリだよぉ
口が裂けても言えないよぉぉぉ｣
EF｢とんでもねぇブラック契約押し付けられそうになった｣
HK｢お………おぉ………｣