ゆく年くる年(番外編) ページ39
31日の朝ホテルの長い長い廊下をスキャターが掃除用具を持って走っていた
MF「スキャターあまりバタバタと走らないでくれ
せっかく掃除をしたのに埃が私の部屋に入ってしまう」
MS「あわわわ
すいません!」
DM「スキャター
ぞうきん!」
MS「はいっ!!!」
JH「慌ただしいねぇ」
AP「そういうお前は終わっているのか?」
JH「物は魔法で出してたから僕の部屋は物無いんだよ」
AP「ふむ………それは便利だな」
JH「…………そのエプロンはつっこんだ方がいいの?」
AP「よかろう
スキャターにもらったのだ
これで毎回マルフィに借りなくてすむ」
JH「………あっそ…」
忙しなく動いているスキャター達を廊下の日の当たる窓辺で見ていたジャックがふとエイトフットの部屋の扉から中を覗き込むと同時に大きな音を立ててエイトフットの部屋から書類がなだれ出てきた
AP「……ジャック………」
JH「ぼっ
僕じゃないよ!?
僕は部屋を覗いただけで何も触ってないから!!」
廊下に散らばった書類を見て固まったアップルが書類を見たまま口を開くとジャックは大きく手を振りながら違うと首を横に振った
すると書類の山がわずかに動きAを抱えたエイトフットが顔を出した
EF「だぁぁぁぁ!!
……………書類に埋もれて死ぬかと思った……」
JH「大丈夫?」
EF「一応な」
『ジャックとりんごだ』
AP「……………」(感涙)
JH「まだなれないのかよ」
EF「はぁ……………
書類の積み直しだな」
『マルフィに頼もうよ』
JH「確かにマルフィに頼めば魔法で1発だね」
AP「Aが頼めばすぐにやるだろう」
Aの言葉にジャックとアップルが頷いたのを見たAがマルフィの名前を呼びながら廊下を走っていくとジャックがニヤリと笑った
JH「皆A大好きだねぇ〜
エイトフットは体をはってAを守るし
りんご野郎は名前呼ばれただけで感涙だし
マルフィは僕達が頼んでもやってくれなくてもAが頼めばやってくれるし」
EF「お前も人の事言えねぇだろ」
AP「全くだ」
JH「僕とダルは自覚済だし
隠さないもんね〜」
またジャックがニヤリと笑った時マルフィの手を引いたAが戻ってきて首を傾げた
『どしたの?』
JH「なんでもないよ〜」
MF「まったく……
普段から片付けないからこうなるんですよ」
EF「うぃ」
その後マルフィに手伝ってもらい一瞬で部屋が片付いたメンバーは年を越す前にとMPの持ってきた着物をMPとマルフィに着させてもらった
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カノン - もう、エイトフットがかわいい!!! (2016年10月6日 22時) (レス) id: ebcb951b81 (このIDを非表示/違反報告)
ダンボール - きゃああああ///もうエイトフット 可愛い´∀`更新楽しみにしています♪ (2016年9月20日 20時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - こんばんは (2016年9月16日 18時) (レス) id: 276ce9124d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばさ | 作成日時:2016年7月26日 18時