【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 3 (ページ29)

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一週間だけの 16 ページ29

エイトフットがAをダルメシアの肩に乗せると丁度ジャックが見えたのかパァッと笑顔になると大きく手を振った
するとAに気がついたらしいマルフィがピシリと固まるとジャックとアップルに耳打ちしファージャと共にVになるべく見えないように壁になった

JH｢ダル達も来てる｣
AP｢何をしているんだあいつらは｣
JH｢A可愛いね～｣
AP｢当たり前だ｣
JH｢真顔かよ｣

『じゃっくとりんごなかよしだね』
EF｢はぁ!?｣
HK｢天変地異の前触れか｣
DM｢見えるか～?｣

Aを肩に乗せているダルメシアが上を見ようとすると揺れたのかAがダルメシアの頭にしがみつきダルメシアは前が見えなくなった為グラリと揺れた
しかし倒れることはなくエイトフットの肩を掴むと片手でAを下ろし抱きしめた

DM｢危ないぞー!!｣
『ごめんなさい』
DM｢僕なら倒れないから平気だけどな!｣
EF｢確かにアップルとかはヤバそうだな｣
HK｢A
私の方に来るか?｣
EF｢やめとけ｣

大きく腕を広げたホックの手を叩き落としたエイトフットがゲストの間から覗くとジャックと目が合い口パクで何か言われたが分からなかったらしくダルメシアを呼んだ

EF｢おい
何か言ってるぞ｣
JH(｢何してるの
Vにバレたらどうするのさ!｣)
DM｢う～ん
僕にも分からないや｣

その後メンバーが裏へ帰っていくのを見届けた4人がそのままアメリカンウォーターフロントで待っているとVとスキャターが大きなカートを引いて登場した

EF｢クソダサファッションチェックか｣
HK｢よくあれでファッションチェックなどしようと思ったものだな｣
DM｢まだりんごのパジャマの方がましだぞ｣

??｢何?
あのダサいファッションは
もっとキラキラさせないと!｣
??｢たからといって予算はオーバーしてはいけませんよ｣
??｢うるさいわね!
それをどうにかするのが貴方の仕事でしょう?｣

Vとスキャターがゲストを挟み話しているのを見ていた4人の斜め後ろから声が聞こえたがエイトフットが振り向いたときには誰もいなかった

EF｢………なんだぁ?｣
DM｢どうしたんだ?｣
EF｢いや………何でもねぇ｣

キョロキョロと周りを見回しているエイトフットの方へダルメシアがAを肩にのせたまま振り向くと首を傾げた
するとAも同じように首を傾げるとニパッと笑った

EF｢まぁ面倒な事にならなけりゃ良いか｣
『ん?』
MF｢こっちの話だよ｣

何の話をしているか分かっていないAの頬をつつくとエイトフットはホテルへ向かった