一週間だけの 11 ページ24
その後絶対にジャックとダルメシアと一緒が良いと2人の服を掴んで離さないAに負けてダルメシアの部屋にAを抱き抱えたパジャマ姿のジャックが消えたのを見届けたエイトフットは大きくため息を吐き出した
EF「なんか……
どっと疲れがきた」
MF「小さいAはいつものAと違ってエイトフットにベタベタではないですからねぇ」
EF「珍しくアップルに抱きつこうとしてたからな」
AP「なんだ羨ましいのか?」
EF「なんだその顔
うぜぇ」
ニヤリと笑ったアップルを睨んだエイトフットが舌打ちをしながら部屋に入って行くとダルメシアの部屋からバタンッと何かが落ちる音がしたがマルフィとアップルは聞かなかった事にして自室に戻っていった
――――――――数分後……
いくつかの書類を片付けたエイトフットがベッドに潜り込んだが右を向いたり左を向いたりとゴロゴロと転がって落ち着きがなかった
EF「こんなに俺のベッド広かったか?
落ち着かねぇ
………………寝れねぇ」
普段はAがいつも一緒に眠っているため真ん中より少し右側で眠っているエイトフットはベッドの真ん中で大きく手を広げ目を閉じていたが5分としないうちに大きくため息を吐き出し毛布を頭まで被るとAに使わせていた枕を抱き締め強く目を瞑った
それから1時間ほど経ちなんとか眠れていた気がしていたエイトフットのベッドが少し動きエイトフットの腕の中から枕が外されるとエイトフットはうっすらと目を開いたが見える範囲には誰も居なかったが腕の中にいつもと同じ温度のしかしいつもより小さい感覚に視線をずらすと寝癖かぴょこんと前髪が跳ねた小さいままのAが抱きついて眠っていた
EF「結局ここで寝るのかよ…………
小せぇな
……………ぬくぃ」
いつもの定位置に頭を落ち着けたAの頭を撫でたエイトフットは小さく呟くと今度はよく眠れそうだと目をゆっくりと閉じた
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カノン - もう、エイトフットがかわいい!!! (2016年10月6日 22時) (レス) id: ebcb951b81 (このIDを非表示/違反報告)
ダンボール - きゃああああ///もうエイトフット 可愛い´∀`更新楽しみにしています♪ (2016年9月20日 20時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - こんばんは (2016年9月16日 18時) (レス) id: 276ce9124d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばさ | 作成日時:2016年7月26日 18時