廻る[エイトフットside] ページ6
さっきあったMr.Vってやつに案内されてデカイ赤いハートの書かれた扉の目の前に立っている
……………………この先に行くのか
………戻れるのはいつになるんだ?
MC｢その世界のマスターは少し難しい人だから気を付けてね｣
EF｢うおっ!?｣
いつの間にか真後ろにいたミッキーに気がつかずガラでもなく大声をあげちまった
心臓がバクバク言ってやがる
ため息をついた俺にミッキーは｢気を付けてね｣ともう一度言うとショーの準備の為にどこかへ行ってしまった
何でよりによって俺がこんな面倒な事を………
なんて考えてもしょうがねぇな
扉に手を近付けると勝手に扉が開き真っ暗な空間に猫の首だけが浮いている
EF｢!?｣
CC｢俺の名前はチェシャ猫
よろしくなぁ〜｣
EF｢お………おぉ｣
CC｢女王の所に行きたいんだろぉ?
案内してやるよ〜｣
案内をすると言ったチェシャ猫について行こうと扉の中に足を踏み入れた瞬間回り一面が木に囲まれた
目の前にいたはずのチェシャ猫も消えてしまい振り向くと入ってきた扉も無くなっていた
EF｢どういうことだぁ?｣
CC｢ここはワンダーランドだからねぇ〜｣
どこからともなくチェシャ猫の声が聞こえるが姿は見えない
小さく舌打ちをしてうっすらと道になっている所を歩いていくと突然開けた場所についた
そしてそこには緑色のデカイ帽子をかぶった男と紅茶を飲みまくっているウサギがいた
……こいつらに城までの道を聞くか?
まず話が通じるのか?
どうするべきか悩んでいると後ろからピンク色の固まりが近づいてきて肩に乗った
何かと横を見ると先ほど首だけだったチェシャ猫が乗っていた
EF｢お前どこに行ってたんだよ｣
CC｢猫は気まぐれなのさ
マッドハッターの椅子の向こう側に道があるだろ?
そこを道なりにまっすぐ行けば城につくはずだよ｣
EF｢そう……か｣
CC｢俺はここでお茶会に参加してくからこの先は一人で頑張ってねぇ〜｣
EF｢………殴りてぇ…｣
CC｢そういえばこれは何だい?｣
チェシャ猫の声と共に軽い金属音がした
パッとチェシャ猫の手元を見るとここに来る前にオーシャンから貰った首飾りがあった
中身は良いものだって言って見させてもらえなかったんだよな
EF｢もらいもんだ｣
CC｢ロケットってやつかな?
あれ?
女の子の写真だね｣
EF｢女?｣
CC｢銀色の髪の毛かぁ
君の妹かい?｣
EF｢銀色……女……｣
中身を見たチェシャ猫の言葉に暫く固まるとその手からそれを取り上げて中身を見るといつ撮ったのか笑顔のAが写っていた
僕の世界はエンターテイメント!…ごめん反応して[エイトフットside]→←突然の
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せな(プロフ) - いつも楽しみにしてます｡続きも投稿してくださると嬉しいですm(*_ _)m (2016年12月6日 17時) (
レス) id: f68d4d9b82 (このIDを非表示/違反報告)
れぞん - 本当にいつもこの作品の続きの投稿を楽しみにしてます！！長くなっても嬉しいので続けて欲しいです！！！ (2016年12月5日 2時) (レス) id: 5945f42a20 (このIDを非表示/違反報告)
karennsann(プロフ) - 全然面白いですッ！続けて欲しいです！！！ (2016年12月4日 14時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
段ボール - ｴｲﾄﾌｯﾄ可愛い！ (2016年7月18日 14時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2016年7月17日 0時
