バレンタイン(番外編) ページ47
バレンタイン―――
それは日本では女性が男性にチョコを送る日
海外では男性が女性にプレゼントを渡す日である
そのイベントは誰にでも平等に訪れた…………はずだった
『ジョーご飯冷めちゃうよ〜』
EF「後10分……」
『それ1時間前から聞いてるよ?』
EF「じゃあ
合計2時間」
『……………』
MF「そんなにいらないのならダルメシアに食べさせるよ」
AP「今日はお前の好きなカニなんだがな」
EF「食う」
『出てきた………』
DM「さすがだな!」
JH「カニでつれるって…………」
『…………………』
MF「おやおや……
不機嫌そうですね」
『別に……』
何度も呼びに来ていたAの隣からマルフィとアップルが一言声をかけただけで出てきたことに少々不機嫌になった様子のAにマルフィが頭を軽く撫でるとAは小さく頬を膨らませた
MF「普段はAが呼びに来ないと出てこないのに
珍しい事もあるんですね」
AP(「理由は知っているがな」)
DM(「朝僕達にAがチョコくれてる所エイトフット見てたからなー」)
JH(「目がとんでもなく怖かった」)
『……………………』
朝Aからダルメシアとジャックがチョコをもらっている所を扉の隙間から見ていたエイトフットは書類整理をすると言い部屋に閉じ籠ったのである
そして昼食を終えたエイトフットがゆっくりと立ち上がるとAが慌てたように立ち上がったがエイトフットは早足で部屋に戻るとカギをかけてしまった
JH「どうしようねぇ」
DM「僕達が出てったらもっと機嫌悪くなるね」
MF「夜まで待ちましょうか」
AP「途中でcakeと共に持っていけば良いだろう」
『うん
………せっかくアリエルにも手伝ってもらったのに
………上手にできたのに………』
MF「きっと受け取ってくれますよ」
AP「大丈夫だ」
JH「エイトフットのが本命だもんね?」
『へ!ぇ!?』
DM「だって箱の大きさが違うぞ」
『………………!!!』
MF「きっと伝わりますよ」
…………しかし
エイトフットは夕食に顔を出さずAはしょんぼりと箱を見つめた
そんなAを励ますようにメンバーは1人づつAの頭を撫でながら部屋に戻って行った
JH「もうそろそろ寝ないと〜」
DM「そうだな〜」
MF「夜更かしは美しさの天敵ですからね」
AP「明日の朝にでも渡せばいいさ」
『……………』
アップルが部屋を出て数分後キュッと箱を抱き締めたAはエイトフットの部屋の扉をノックした
『ジョー…………
カギ開けて』
[カ………チ]
EF「…………んだよ」
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せな(プロフ) - いつも楽しみにしてます。続きも投稿してくださると嬉しいですm(*_ _)m (2016年12月6日 17時) (レス) id: f68d4d9b82 (このIDを非表示/違反報告)
れぞん - 本当にいつもこの作品の続きの投稿を楽しみにしてます!!長くなっても嬉しいので続けて欲しいです!!! (2016年12月5日 2時) (レス) id: 5945f42a20 (このIDを非表示/違反報告)
karennsann(プロフ) - 全然面白いですッ!続けて欲しいです!!! (2016年12月4日 14時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
段ボール - エイトフット可愛い! (2016年7月18日 14時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つばさ | 作成日時:2016年7月17日 0時