熱が冷めない ページ35
ため息を吐き出しぼぉっと遠くを見ているエイトフットの目の前にアースラが立つと冷や汗をドッと流したエイトフットにAは正面を向き目の前にアースラがいることに一度固まったがにこりと微笑んだ
『はじめまして
Aです
ジョーとは小さい頃から遊んでました』
UR｢私はアースラだよ
この姿の時はヴァネッサと呼びな
………ふぅん………
人魚の子達に見向きもしないと思ったらそういう事かい｣
『??』
UR｢フロットサムとジェットサムから聞いてたからどんな子かと思っていたけど
なかなか可愛いじゃないか｣
EF(｢余計な事言わないでくれよー……
頼むから!!｣)
UR｢で?
アンタはジョーとあの人魚の……何だったかねぇ
………あぁそうそう
オーシャン
どっちが好きなんだい?｣
EF｢アースラ様ァァァァァ!!!!!!｣
『好き……………?
どっちも好きですよ?』
EF｢お前も答えてんじゃねぇよ!｣
UR｢ジョー
うるさいよ｣
EF｢スミマセンデシタ｣
UR｢likeじゃなくてloveだよ｣
アースラにギロリと睨まれたエイトフットがAの首もとに頭を埋め
アースラの言葉にしばらく考えていたAが意味を理解すると同時にエイトフットが熱を感じ取ったのか顔を上げ耳まで真っ赤になったAと目を会わせるとAは大声で叫ぶと走って部屋を後にした
『そういう風に考えたこと無くて………その…………………し……
失礼しますぅぅぅぅ!!』
UR｢自覚無かったのかい｣
EF｢アースラ様ァァァァァ……………………………｣
走り去ったAが通った扉が閉まると同時に膝をついたエイトフットにジャックとダルメシアが駆け寄り肩に手を置いた
JH｢とりあえずやっと男として見てもらえたね｣
DM｢やっと僕らと同じになったな!｣
EF｢ふっざけんな!!
触んな!｣
ジャックとダルメシアの腕を振り払ったエイトフットと笑いながら逃げ回るジャックとダルメシアを遠目に見ていたアップルとマルフィが扉が僅に動いた気配を感じて振り向くとAが扉の隙間から中を伺っていた
MF｢おや……
お帰りなさい｣
『突然出てってごめんなさい』
AP｢落ち着いたか?｣
『うん
ビックリしたから……』
MF｢少しは気にしてもらえるようになりそうですね｣
AP｢ほんの少しだが希望が見えたな｣
『?
何の話?』
MF｢いえ｣
AP｢こちらの話だ｣
アップルとマルフィがニコリと微笑むとジャックとダルメシアがそれに気付き扉の影に隠れていたAに飛び付いた
JH｢A〜｣
DM｢戻ってきたんだな〜｣
EF｢………｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
せな(プロフ) - いつも楽しみにしてます｡続きも投稿してくださると嬉しいですm(*_ _)m (2016年12月6日 17時) (
レス) id: f68d4d9b82 (このIDを非表示/違反報告)
れぞん - 本当にいつもこの作品の続きの投稿を楽しみにしてます！！長くなっても嬉しいので続けて欲しいです！！！ (2016年12月5日 2時) (レス) id: 5945f42a20 (このIDを非表示/違反報告)
karennsann(プロフ) - 全然面白いですッ！続けて欲しいです！！！ (2016年12月4日 14時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
段ボール - ｴｲﾄﾌｯﾄ可愛い！ (2016年7月18日 14時) (レス) id: a18186aab4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つばさ
| 作成日時：2016年7月17日 0時
