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大「A!?どしたんや!?」



泣いている私を見てびっくりしている。



大「こっちおいで」



私の手を引っ張って、人気がない裏へと
連れてきてくれた。

どうしたんや?と優しく聞いてくれる大ちゃんの声で
また泣きたくなる。


ベンチに座って、大ちゃんは私の言葉を待ってる。



「…練習いいの?」


大「好きな人が泣いてんねんで。
それどころちゃうやろ…」



なんて言う大ちゃん。

私のことを、まだ好きでいてくれたんや。

こんなどうしようもない私を。


大ちゃんに今までの事を全て話した。

小瀧と流星くんが喧嘩してることも。

私が、流星くんじゃなくて小瀧が好きやってことも。


話終わるまで優しく聞いてくれた大ちゃん。



大「…そーなんか…」



聞き終わった大ちゃんはため息をついた。



大「もっとはよ言うてくれても良かったやん…
どうりで最近あいつら口聞かんと思ってたわ」



Aと小瀧もな。と付け足す。



大「無理に仲直りせぇとは言わんけど、
このままズルズル行ったらしんどいのは
Aが1番分かってるやろ?」


「……うん、」


大「俺はいつでも空いてるからなっ!(笑)」



どんとこーい!と胸を強く叩く大ちゃん。



「…大ちゃん、ありがとうっ」



大ちゃんに励ましてもらった私は
荷物を教室に置きっぱなしやから
教室まで1人で戻った。


気持ちは少し軽くなって、少しは気持ちが落ち着いた。


…それなのに、…






















神様は、いじわるだ。



「…………え…」



嫌な風が通り過ぎた。

教室に着いた私。


そこで見たのは、



女の子の顔をしている眞鍋さんと、


オトコの顔をした小瀧がキスしている姿だった。







お久しぶりです→←89



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望月.(プロフ) - かみかえさん» ありがとうございます!!最後までお付き合い頂けると嬉しいです(;;) (2019年11月21日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - rioさん» ありがとうございます!その言葉で支えられています(TT)これからも頑張ります! (2019年11月21日 10時) (レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
かみかえ - 大好き (2019年10月16日 0時) (レス) id: 1809e8188a (このIDを非表示/違反報告)
rio - ファイト! (2019年10月6日 1時) (レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)
望月.(プロフ) - かみかえさん» 更新お待たせして大変申し訳ございません。これからも最善を尽くして更新して参りますので、応援お願いします。 (2019年9月23日 1時) (レス) id: 9bf1005519 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:望月. | 作成日時:2019年5月2日 6時

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