ENHYPENメンバーとシェアハウス!?【ENHYPEN】【I-LAND】

思いがけない出会い ページ19

もう最悪だ。
道にも迷うし陰口も言われるし……


夢中で走っていると後ろから足音が聞こえた。


？？｢ちょっと！これ落としましたよ！！｣


『すみませんありがとうございます！！……ってケイくん！？』



ｹｲ｢あれ、Aなんで韓国にいるの！？｣



ケイくんは小さい頃家が近所でよく遊んでたけど韓国に渡ってからは全然連絡も取り合ってなかったなぁ。



『韓国の大学に通うことになって…今日入学式だったんだけど……』



思い出すと胸が苦しくて涙が溢れた。



ｹｲ｢どうしたの〜！泣かないで！ほんとに泣き顔も小さい頃から変わってないな〜笑｣



『だって……うぅ……』



ｹｲ｢おいで｣



ケイくんは昔よりもずっと大きくなった体で私をぎゅっとして頭を撫でてくれた。



ｹｲ｢辛かったんだね。｣



『ケイくん〜……私どうしたらいいの〜』



ｹｲ｢とりあえず何があったのか聞かせて？｣



『今日入学式でね、道に迷って靴擦れはするし、わたし知らなかったんだけど学部の首席合格でファンがいるような3人と一緒に歩いてたの……そしたらなんであんな普通の子が3人と一緒にいられるんだろうねって言われて……もうなんか辛くて…3人とは仲良くしてたいけど陰口言われるのは嫌なの。』



ｹｲ｢そっかそっか。うーん……Aは十分可愛いからそこは問題ないわけであとは頭良くなればいいんじゃない！？｣



『そんな簡単に言わないでよ〜泣』



ｹｲ｢A頑張り屋だから絶対できるよ！あ、そろそろレッスンだから俺行くね！あと…これ俺の連絡先！何かあったらなんでも言ってね昔みたいに相談乗るからさ｣



『ありがとう､､』



ちっちゃい紙に書かれた連絡先の字は昔とあんまり変わってなくてどこか懐かしさを感じると同時におとなびたケイくんの背中を見て遠くに行ってしまうような寂しさを感じた。

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