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これ以上は配信の邪魔なると、未だガッチリ挟んでくる膝あたりを軽く叩いた。
「明日のスクリム、時間変更するって聞いたんだけど」
『修正してbotに上げてるんで、後でLINE見てください』
「どっちになったの？遅い方？」
『早くなりました』
「じゃあ明日起こして、電話で」
『いいですけど…ほんま朝弱いですね』
こんな会話をしてる間、デスク下では水面下の戦いが行われている事に視聴者は気づかないだろう。くそ、びくともせん…長時間椅子に座ってる人間がなんでこんな力強いんだ？ギロチンかよ。俺の脚千切ろうとしてない？
『Lazさん、お腹空いてませんか？なんか頼みますよ』
「あーそうね、お腹空いた」
ポケットから取り出したスマホでフードデリバリーのアプリを起動しLazさんに渡す。モニター横に置いた空のペットボトルを手に取ると、察したのかやっと解放された。よかった…俺の脚、まだくっついてる。
あらかじめラベルの剥がされたお茶のペットボトルをモンスターの冷蔵庫から取り出しLazさんの元へ戻ると、何を頼むか決まったみたいで「ん」と画面を向けてくる。
「これ美味しそう」
『じゃあ、それを２つ頼みましょう』
「そんな食えないよ」
『？俺の分です』
「…帰らなくていいの？」
『今日は取り敢えずスクリムのデータとったら終わろうと思ってたので、車で送りますよ』
「いいの？」
『それかタクシー呼びます？』
「いやいい、送って」
「やった」と笑うLazさんの嬉しそうな声に年上なのに可愛い人だと、頬が緩む。ペットボトルの蓋を一度開け、緩く閉めた状態でモニターの横に置く。お礼の言葉とスマホを受け取り、また何かあったら呼んでくださいと残して後ろへ下がった。
途中から配信中だと言う事が頭から抜けてた俺は、Lazさんとのやりとりにコメントが大盛り上がりしていた事など知る由もなかった。
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牛乳野郎(プロフ) - しいさん» 神の子いいですよね！！！（ｸｿﾃﾞｶﾎﾞｲｽ）亀更新ではありますがこれからもよろしくお願いします。 (2月23日 22時) (
レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - 🧙️さんとの絡み大好きです……(；；)これからも更新楽しみにしています！ (2月23日 22時) (レス) @page17 id: 944061bac3 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳野郎(プロフ) - Gr'さん» ﾋｪ~めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2月21日 10時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
Gr'(プロフ) - あまりにも最高です………… (2月20日 3時) (レス) @page23 id: 30180fca0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牛乳野郎 | 作成日時：2023年9月27日 19時
