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『分かりました。…その件は心配せんでも大丈夫です、今は休んで下さい。それじゃ』
通話を切り、すぐに今後のスケジュールの再調整に考えを巡らせる。Lazが体調を崩した。午前中のスクリム中、僅かに反応が鈍い様子に体調を気遣えば本人が熱があるというので念の為病院に向かわせたところ、風邪と診断されたらしい。
タイミングを見計らっていたのだろう、こちらに近づく影が２つ。
XQ「どうだった？」
『風邪やったらしい』
XQ「アイツが体調崩すなんて久しぶりじゃない？」
Jr.「そうっすね、珍しい」
『早速で悪い、Lazのスケジュールなんやけど』
理由は様々だが、頻繁に予定が変わるのは珍しいことじゃない。その都度、臨機応変にスケジュールを組み直すのがウユの仕事だ。
『今日明日は休ませようと思う。明日の個人撮影とインタビューは先方にリスケの連絡を入れておく。明日は元々スクリムは無い。明後日はLazの体調次第では最悪不参加を考えてる。』
案を出し、コーチ陣の反応を伺う。
腕を組み顎に手を当てるXQとウンウンと頷くJUNiOR。あんた、俺が意見出す時ほぼ頷いてばかりだが、ちゃんと聞いてんか？
XQ「いいんじゃない。アイツは歯痒いだろうけど、変に無理させて長引いてもよくねぇしな。スクリムの件は明日夜のLazの体調見て判断しよう」
『あの人もプロや。シーズン前の今、自分だけやなくチームにとっても治すことを優先せなあかんのは本人が1番分かっとるはずや』
Jr.「そうだね、俺もそれでいいと思う。ウユくん調整お願いね」
『分かった、また随時連絡します。』
ウユは2人と別れてすぐに先方へ日程変更の旨を連絡しメールで他の候補日を幾つか提案。返答を待つ間午後に控えた企画部とのミーティングのため事前に共有されたアジェンダと資料にもう一度目を通しておく。今日のスクリムでうちにガッツリ刺さった相手チームの初見殺しセット、あれは本当によくできていた。彼等に同じ轍は踏ませたくない、録画した内容を編集してテキストを作成しよう。gya9さんと意見交換しながらチーム全員に伝わり易い資料作り、それから…
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なんとか午後も乗り切り、動画とテキストも後はgya9さんの確認を待つだけ。やたら長引いた企画会議に凝り固まった肩をぐるりと回し息を吐く。窓の外を見やれば辺りは夕暮れの気配が混じり始めていた。薄れていく午後の光をぼんやりと眺める。ふと思いたち、デスク上のスマホを手に取った。
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牛乳野郎(プロフ) - しいさん» 神の子いいですよね！！！（ｸｿﾃﾞｶﾎﾞｲｽ）亀更新ではありますがこれからもよろしくお願いします。 (2月23日 22時) (
レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - 🧙️さんとの絡み大好きです……(；；)これからも更新楽しみにしています！ (2月23日 22時) (レス) @page17 id: 944061bac3 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳野郎(プロフ) - Gr'さん» ﾋｪ~めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2月21日 10時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
Gr'(プロフ) - あまりにも最高です………… (2月20日 3時) (レス) @page23 id: 30180fca0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牛乳野郎 | 作成日時：2023年9月27日 19時
