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Suga「ねぇ、さっき言った」
『？はい』
Suga「俺らの事、大切で大事だって」
『はい』
それがなにか？俺の問いにTENさんが躊躇いながら口を開く。
TEN「いやなんか、口説かれてんのかと思って」
その声に自分が口にした言葉を文字化し、脳内辞書に格納された意味を引っ張り出す。意味を理解、時間差で腹の底から湧き上がる羞恥に頬が熱を帯びていくのが自分でも分かった。
Suga「ウユさん？」
情けない顔を見られたくなくて、膝に肘を置き両の掌で顔を覆う。何度この2人に無様さを見せつければいいのか。喉がからからに渇いてきた。目の前のミネラルウォーターを一気飲みしたい衝動に駆られるが、この手を下ろすわけにはいかない。マスクと掌のフィルターを通ってか細い声が溢れる。
『…すません』
TEN「なんで謝んの？」
『俺、だいぶきしょい事言いましたよね』
TEN「そんな事ないです」
なんか今日は謝ってばかりだ…
Suga「顔見せて」
あろうことかSugarさんが俺の手首を掴み、引き剥がそうとしてくる。え…ちょ、つよ！すごいちからだ！一方的なラウンドの末に剥がされた片手。覗き込むSugarさんから逃げる様に視線を逸らした。
Suga「いい顔しますね」
『あんま見んといてください…』
TEN「わ、ウユさん顔赤い」
『高血圧なんです』
TEN「おじいちゃん？」
『Sugarさん、手を』
Suga「年下だし呼び捨てでいい、俺らも敬語やめるし」
TEN「俺も、TENNNって呼んで」
呼び捨てで呼ばないと離さないと宣言され、この場から消えたい俺に選ぶ道など無く、振り解く考えもよぎったが商売道具でもある手に荒っぽい真似はできなかった。
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牛乳野郎(プロフ) - しいさん» 神の子いいですよね！！！（ｸｿﾃﾞｶﾎﾞｲｽ）亀更新ではありますがこれからもよろしくお願いします。 (2月23日 22時) (
レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - 🧙️さんとの絡み大好きです……(；；)これからも更新楽しみにしています！ (2月23日 22時) (レス) @page17 id: 944061bac3 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳野郎(プロフ) - Gr'さん» ﾋｪ~めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2月21日 10時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
Gr'(プロフ) - あまりにも最高です………… (2月20日 3時) (レス) @page23 id: 30180fca0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牛乳野郎 | 作成日時：2023年9月27日 19時
