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『あー…あの時はちょっと盛り上がってしまって』
Suga「いや全然、いいと思うんすけど」
TEN「俺らも“あの”ウユさんと仲良くなりたいなぁって」
“あの”とは？まさか自分が知らないだけで変な噂でも流れているのか…
Suga「ウユさんってすげー経歴ある人なのに、そっからZETAにアナリストとマネージャー兼任で入るって、どんな人なんだろうって気になってたんすよね」
TEN「初めは、ちょっと怖そうな人だなって思ってたんすけど、でも話してたらそんな事ないかもって」
『怖そう…』
確かに目つきの悪さやピアス、普段は長袖で隠してる前腕から首まで入った墨はポジティブな印象を持たれにくい。そこに関しては自分でも理解しているし、他人の評価に興味はない。だがそれがチームから面と向かって言われるとなると、スタートラインから不安になる。
しかし、自分と仲良くなりたいという2人の思いに気持ちが弾んだ。これから先、世界を目指すチームの一員として絆を深めたいと思っていた矢先に選手側から歩み寄ってくれたのはとても大きい事だ。
『嬉しいです、俺もデータじゃなくて貴方達自身の事をもっと知りたいと思ってたから』
Suga「本当ですか？」
TEN「じゃあじゃあ！質問とかしていいですか？」
『どうぞ、なんでも答えますよ』
かわええ…年相応なあどけなさを見せるTENさんに、つい心の声が漏れそうになるのをグッと堪えた。
TEN「ウユさんって彼女いますか！」
『え』
Suga「エ"ッフ！！」
『Sugarさん！？』
俺とTENさんの間で缶ジュースを吹き出したSugarさんにローテーブルに置かれたティッシュを数枚差し出し、背中を摩ると咽せながらもお礼を言われる。
Suga「おまっ、1発目に聞く事じゃないだろ！」
TEN「え〜、だってなんでもって言うから」
Suga「いやけど、っ順番とかさぁ！」
『大丈夫ですよSugarさん、気にしてませんから』
声を荒げるSugarさんに、確かになんでもって言ったのは俺ですから、と。渋々と言った様子で身を引く背中から手を離す。ええと、彼女だっけ…
『おりませんよ』
TEN「まじすか」
俺の答えに言葉では驚いているものの、何故か笑顔を浮かべるTENさんが、だって！とまたもや隣のSugarさんを肘で小突いた。ティッシュで口元をおさえ、こちらを一瞥するSugarさんに笑顔を作るも、すぐに逸らされてしまった。
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牛乳野郎(プロフ) - しいさん» 神の子いいですよね！！！（ｸｿﾃﾞｶﾎﾞｲｽ）亀更新ではありますがこれからもよろしくお願いします。 (2月23日 22時) (
レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - 🧙️さんとの絡み大好きです……(；；)これからも更新楽しみにしています！ (2月23日 22時) (レス) @page17 id: 944061bac3 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳野郎(プロフ) - Gr'さん» ﾋｪ~めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2月21日 10時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
Gr'(プロフ) - あまりにも最高です………… (2月20日 3時) (レス) @page23 id: 30180fca0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牛乳野郎 | 作成日時：2023年9月27日 19時
