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30歩 MG ページ30

いやそんなの絶対おかしい。
ヌナは、今アメリカのはず。
ソクミンがジス先輩はまだ帰ってないって…
ヌナだけ帰ってきたの?

そんな事を悶々と考えてると
ヌナと目が合った。


A「ミンギュ…くん?」

驚いた顔をしたヌナに
こちらも驚きを隠せずに
コクリと頷いた。


A「すごくひさしぶりだね」

ふわりと笑ったヌナに
昔のあの面影を感じた。
会いたかった…いや違う今いうことは…

「ヌナどうしてここに?」

A「なんか懐かしくなって」

「あ〜それは僕も…じゃなくてジス先輩は?アメリカは…?」

A「誰にも聞いてないの?私こっちに残ったんだよ?」

全然知らなかった。
ヌナはずっと近くにいたんだ。
今日会えたのはもしかしたら
なにかの運命だったのかも。

A「ミンギュくんこそなんでここに?」

感極まって涙が溢れそうで
ヌナにしっかり受け答えできずにいた。

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作者名:WHITE | 作成日時:2018年6月30日 23時

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