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22歩 MG ページ22
｢元はと言えばヌナに俺が呼び出されたんですよ｣
すると分かりやすく
眉間にシワを寄せたジス先輩。
JS｢どうして？｣
ヌナをじーっと見て
言葉を求めてる様子。
A｢いや、その、あの｣
JS｢まあいいやそんなの、A帰ろ｣
ジス先輩の何が強いって
やっぱり根が強いこと。
きっと誰よりもヌナのこと知ってるだろうな。
A｢う、うん｣
ヌナは、口パクでごめんねって言って
ジス先輩に連れて帰られた。
どうせこの答えはもう分かったようなもの。
18年間そばに居た幼馴染の
出会って半年にもみたない俺。
そんなのどちらを選ぶかなんて
悩むほどのものではないと思った。
｢…また惨敗か｣
俺の恋はとことん上手くいかない。
俺の好きなタイプはAヌナなのに。
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作者名：WHITE
| 作成日時：2018年6月30日 23時
