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12話 ページ18

(11話のkaitoさんsideです!)

k「ただいま」

『「おかえりなさい!」』

彼女は風邪を引いている、と聞いていた。結構熱が高そうだ、とも。
すごく、すごく心配だった。
ところが、帰ってきて、ゲームをしながら迎えてくれたのは、他でもないAちゃんとこーくさんだった。
大丈夫なのか?あと、こーくさんと二人で遊んでるのなんか腹立つ。
と、言うことで、

k「ゲーム俺も入れて〜」

『「どぞ!」』

ゲーム3人でやってたんだけど、Aちゃんを意識させるために距離感近くしてみたり、まあいろいろ頑張った。

Aちゃんが一切意識したような素振りは無かったけどね…(;´д`)トホホ…

諦めるなkaito!
未来は自分の力で変えられる!←ポジティブニーt…((

3人で遊び終わって、

k「Aちゃんってもう寝る?」

って聞いてみる。好きな人とは、できるだけ一緒にいたいから。

 『いえ。特に寝る時間を決めてないので、時間はまだあります。あとお風呂入ればもう用事ないですよ。』

Aちゃんがお風呂から上がったあと、一緒にアニメを観た。
やば…シャンプーのいい匂いとか、
しっとりしてちょっと濡れてる髪とか…えっろ…

……じゃなくて!

僕の好きなアイドルアニメのライブ映像を再生し始めたら、気づかないほど静かに、彼女の顔に涙が伝っていた。

k「え!?どしたの!?大丈夫?!」

 『はい…ちょっといろいろ昔のことを思い出しちゃっただけなので…お気になさらないでください。』

昔何があった?(切実)

くそ気になるんだけど。

k「(映像を止めてAに向き直る)
  あのさ。もちろん、嫌だったら良いんだけど、昔、何があったのか、教えてもらいたいんだけど、いいかな。」

聞いたのは、そんな軽い気持ちからだった。

だけど、Aちゃんがそんな過去を背負っていたなんて。嫌なこと思い出させちゃったかな…

k「そっか…そんな事があったんだね…」

 『聞いてくれてありがとうございました。なんか、聞いてもらうと楽になりました。』

そっか。なら良かった。
彼女の頭を優しく撫で、

k「そう。良かった。( T_T)\(^-^ )ちなみに、他の3人にそのこと話しちゃっても大丈夫?」

 『はい。知っていただいていた方が良い事もあるかも知れ無いので。』

k「分かった。話してくれてありがとう。」

この事は、一緒に住む上で他のメンバーも知っておいた方が良いだろう。



文字数…

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作品ジャンル:恋愛
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らいと - すごく良かったです! (4月25日 23時) (レス) @page40 id: d18e2f6763 (このIDを非表示/違反報告)
志果(プロフ) - めっちゃわかります,,,尊いッ!! (2023年3月31日 14時) (レス) id: 39134d5a55 (このIDを非表示/違反報告)
毒華 蝙 - 尊すぎて、4ぬかと思いました… (2023年3月22日 15時) (レス) @page40 id: 6d33cdd85a (このIDを非表示/違反報告)
フィッシュ(プロフ) - なろくん…56す気満々ですね…夢主ちゃんも前世でどんな徳を積んだらそんな…(語彙力の消失) (2022年1月30日 23時) (レス) @page38 id: 09e79b7451 (このIDを非表示/違反報告)
鈴花(プロフ) - フィッシュさん» レス遅くなってすみません。いつもコメントありがとうございます🙇いつもお読みいただき、ありがとうございます。2022年も、この作品をよろしくおねがいします!! (2022年1月1日 23時) (レス) @page35 id: 80425665b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴花 | 作成日時:2021年8月12日 18時

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