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またえいえんみすいのようだ ページ3

『痛い・・・また生きてたよ・・・』

  はぁ、こんな高さから落ちてもまた未遂だなんて。

  喜劇かというほどに可笑しなことだ。

  大体不自然すぎるんだよ。

  だって普通下にそれも一部だけ花があるなんて可笑しいじゃないか。

フラ「ハロー。僕はフラウィ、お花のフラウィさ。」

  花が喋った・・・?

  頭でも可笑しくなったかな、キノコでも食べたとか。

  『フラウィ?ここは何処か教えてくれないかい?』

  まさかとは思うが、ここが地底世界だとでもいうのか。

  噂が本当だったなんて、梶井が喜んで研究しだすだろうね。

フラ「ここはモンスターの住む地底世界さ。」

  本当にそうだとは。

  いや、いいじゃないか。

  モンスターに殺されるという最期もなかなかに珍しいじゃないか。

  それに、他殺なら証拠を残さなければ迷惑もかからない。

  私の座右の銘にも反さない。

フラ「この、仲良しカプセルを受け取ってよ!」

  この白い塊。

  恐らくは地底世界での攻撃手段か何かだろうね。

  なんでもいいけれど一発で終わらせてほしいな。

  生憎、痛いのは望んでいないんだ。

  『嗚呼、喜んでいただくよ。』

  にっこりと微笑む。

  やっと・・・・。

  『・・・あれ?消えてしまったけれど、どうしたんだい?』

フラ「やめたよ。」

  これまた生きながらえてしまった。

  はあ、やっと逝けると思ったのになあ。

フラ「だって、君気付いてるじゃないか。」

  フラウィの目が黒くなる。

  怒っているのだろうか?

  『どういう事だい?私は君と仲良しになろうと』

フラ「嘘つくなよ、知ってるんだ。君が一瞬嬉しそうにしたの。」

  ちぇ、バレてたんだ。

  まあいいんだけど、マフィアとしては心外だよ。

  『わかってたならそのままやっちゃえば良かったじゃないか』

フラ「はぁ?君は命拾いしたんだよ?」

  嗚呼、きっとこの花も同じだ。

  命は大切だなんて当たり前のことを抜かす。

  さも私がわかってないかのように。

  もちろん理解しているのさ。

  『理解した上で私は永遠を望むんだよ。』

フラ「・・・まあいいや。君と話すのは疲れた。」

  ふふ、そうだろうね。

  先刻よりずっとやつれた顔をしているからね。

? 「誰かいるの?」

おかあさんのようなぬくもりだ→←せってい



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パンツ - 更新ありがとうございます。面白いです!!!😃 (2022年7月19日 17時) (レス) @page12 id: 804c35253a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わかめごはん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月4日 21時

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