かわいらしいおとうとくん ページ13
分かれ道まで戻り先へ進んでみると其処にはサンズ君とパピルス君が話をしていた。
パピルス君は兎も角…何故先刻反対側に行ったサンズ君が此処にいるのかに突っ込みたいところだけれど…。
まぁよくよく考えれば太宰君も想像出来ない処から唐突に出て来たりするし過去に何か関係がありそうだからスルーしておこう。
パピ「そしたらさ、アンダインがさ…」
そう云うとパピルス君はふと此方を向き、私の存在に気がついた。
そしてパピルス君はサンズ君を見てサンズ君は私をて…の繰り返しが徐々に速くなり乍ら行われた。
そして最終的には二人は私に背を向け、何かを云い合った。
この掛け合い何処かで…確か太宰君と探偵社の…国木田君だったかな。
其の二人の掛け合いと似ていて少し面白い。
まぁそれ程仲が良く、信頼していると云う事だろうね。
と云うかサンズ君の嘘にまんまと騙されるパピルス君は純粋で可愛らしいね。
そして私が人間と気が付いた反応もこれまたピュアで純粋だ。
………歳下好きの精神が疼くねぇ。
パピ「おい、ニンゲン!此処は通さんぞッ!」
話を訊くと如何やら彼は私を捕まえて都に連れて行って…後は知らないらしいけれど。
其処まで云うのならば何かしらの仕掛けや罠を作ってあるのかな?
私がそう問うと彼は笑顔で肯定した。
『そう…楽しみにしているよ。パピルス君』
パピ「ニャハハハハ!楽しみにしておけニンゲン!」
サン「アイツを捕まえる為にパズルを仕掛けたのに楽しみにさせていいのか?」
パピ「あッ!!今のは忘れろニンゲン!楽しみにするんじゃないぞ!覚悟しておけ!!」
そう云うと彼は「ニャハハハハ!」と笑い乍ら先へ行ってしまった。
サン「巧くいったな。悪い様にはしないぜ。オイラに任しとけよ。」
パピルス君が少し離れた時、サンズ君は私の方をチラ見乍らそう云い彼も先へ行った。
却説、私も進もうか。
22人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パンツ - 更新ありがとうございます。面白いです!!!😃 (2022年7月19日 17時) (レス) @page12 id: 804c35253a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ