社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第十九話 ページ19

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「ま、間に合って…良かった…」






駆け込んだ電車の中で、ハァハァ…と息を整える。




あ、駆け込み乗車はいけないよ？






敦「あ、太宰さん。彼処の席空いてますよ」






A「えっ？ホント…？」






やっと息が落ち着き、中島さんの隣の席に座る。




えっ？夢？




そう、夢だよ。




よく考えたらおかしいじゃん。




食事代も電車賃も出してもらって、ギリギリでも電車に間に合って、席に座れる…






A「俺…明日、死ぬの…！？」






敦「えっ！？太宰さん！？」






A「あぁ…夢でもいい時間だったな…」






敦「えっ、ちょ、急にどうしたんですか！？太宰さん！！」






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