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神宮寺さんは自分の過去の話を終えると無理して明るく振る舞い、お酒をいっぱい飲んだ。
「神宮寺さん、俺のことは六郎って呼んでくれて構わないから」
「そぉー？じゃー私も莉嘉って呼んでー」
呂律の回らない口でそう言う莉嘉。
「わかったけど、莉嘉飲み過ぎじゃない？」
「そんなことないよぉー」
と言うものの、顔は真っ赤でふにゃふにゃ笑っている。
……これは理性にクる。
「ほら、莉嘉。帰るよ」
そう言うとフラフラした足取りで立ち上がる莉嘉。
俺は急いで、支払いを済まし、莉嘉を支えた。
「莉嘉、家どこ？？中堂さんはもう帰ってきてる？」
「系くんはねぇー今日、ラボに泊まるんだってぇー。
だからね、1人なのー。寂しくて帰りたくない」
普段の莉嘉から聞いたこともない弱音。
ふと、この前、病院で中堂さんに抱きしめられながら、泣いている莉嘉を思い出した。
莉嘉の弱音を普段から見れる中堂さんを羨ましいと思った。
「じゃ、俺の家に来る？」
中堂さんから莉嘉を奪いたい、そう思ってしまい、変なことを言ってしまった。
「六郎の家ー？行く行くー」
…まじか。危機感、なさすぎでは？
それとも、俺ならそういうことされてもいいと思って……
「六郎は三澄さんのこと好きだもんね。」
……ああなるほど。無害だと思われているのか。
ちょっと悲しくなる。
「三澄さんのことを好きなわけじゃないよ」
「本当にー？いつも三澄さんに興味深々じゃん。」
「そんなことないって。ほら、しっかり歩いて莉嘉」
「うーん…」
莉嘉の方を見ると今でも寝そうになっていた。
「仕方ないなぁ…」
寝られると困るので、寝る前におんぶをした。
その直後、莉嘉は寝息を立て始めた。
「無防備すぎるだろ…。俺の前以外ならどうなることやら…。」
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トラ(プロフ) - クルミさん» なるほど…。この作品は元々、「アンナチュラル」というドラマの派生になります。ですので、私の作品を参考にするよりも、原作を参考にした方が良いと思います。 (2018年4月28日 15時) (
レス) id: c8941749c0 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - トラさん» この作品を参考して小説を書いてみようって考えていますが、始めてですので、できましたら、題名を教えてほしいからです…がいかがですか？ (2018年4月22日 16時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
トラ(プロフ) - リミカさん» 参考にするというのはどういうことでしょうか？この作品のタイトルは"no title"です。 (2018年4月22日 16時) (レス) id: c8941749c0 (このIDを非表示/違反報告)
リミカ(プロフ) - トラさん» 実は…この作品を参考にして作品を書いてみようと考えています！ので、無理なお願いですがタイトルも考えて教えてください！m(__)m (2018年4月16日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
トラ(プロフ) - サリナさん» 大変、連絡が遅くなりました。私にできる範囲でしたら、大丈夫ですよ。お願いとは何ですか？ (2018年4月9日 21時) (レス) id: c8941749c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トラ | 作成日時：2018年3月8日 18時
