◇４０ ページ40
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「紫耀最近どうなの？」
紫耀「最近？ ...あー彼女できたよ」
「...あ、そうなんだ」
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紫耀に彼女ね...
まぁ...モテるしそりゃできるか
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紫耀「Aは？ この前男子と歩いてるの見たけど」
「え...見たの？」
紫耀「うん。 仲良さそうだったし、てっきり彼氏かと思ったんだけど」
「...違うよ」
紫耀「え！ そうなの？
だって家まで迎えに来てくれてたじゃん！」
「そんなの誰にでもする奴だから」
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『家まで迎えに来てくれたし...』
この前、クラスの女子に言われた。
永瀬は誰にでもするんだよ。
私だけが特別なわけじゃないんだよ。
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紫耀「そうなの？ 女たらし的な？」
「...まぁそんな感じじゃない」
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女たらしなのにあんなに人気あるのは
もしかしてこんな風に今までも
女子の心を奪ってきたんだろう
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私もその一人になってしまった...
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紫耀「......あ」
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下を向いて歩いていると
紫耀がいきなり声をあげて足を止めた。
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何？？
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顔をあげてみるとそこには
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「永瀬......」
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...なんで永瀬がいるの？
家...逆方向でしょ？
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紫耀「あ、俺こっちだから。 バイバイA」
「え、ちょっと紫耀！」
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別の学校に通ってる紫耀は
いきなり左に曲がって行ってしまった....
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って置いてかないでよ！
しかも、よりによって永瀬の前で！
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紫耀には話してないからきっと
気を遣ったつもりなんだろう...
...もう...どうしろっていうわけ？
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廉「......学校行かないの？」
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どうしようと立ち止まっていたら
永瀬が声をかけた。
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少し怒ったような声だった気がした
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初音まい汰(プロフ) - なんか、え、きゅんきゅんしましたー笑笑 (2017年2月14日 1時) (
レス) id: 2a3e2fdffd (このIDを非表示/違反報告)
ミカノ - この小説大好きです！！ 更新頑張って下さい！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: a8e197467c (このIDを非表示/違反報告)
き-ﾒﾛ - すごく面白かったです^^ 涙が知らないうちに出てました���� これからも頑張って下さい'∀'/ (2015年4月8日 18時) (レス) id: 4a482eb04f (このIDを非表示/違反報告)
侑愛(プロフ) - 面白すぎです！きゅんきゅんしました♪ (2015年3月7日 8時) (レス) id: 0a3441573f (このIDを非表示/違反報告)
こまつ(プロフ) - 完結お疲れ様でしたっ（＾Ｏ＾） とっても面白くて、終わっちゃうのが少し淋しいです(´･_･`) (2014年12月6日 17時) (レス) id: 54539529da (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2014年7月4日 20時
