◆２３ ページ23
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──ｶﾞﾗｯ...
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十数分たったころ、
いきなり扉が開く音がした。
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後ろを振り返るとそこには
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廉「ちぃーす！」
「はぁ......」
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予想通り永瀬がいた。
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...っつーか何が『ちぃーす！』よ
本当チャラ男みたい。
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廉「もしかしたらおらんかもと思ったけど良かったわー」
「...あっそ」
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私は面倒だから
別に来なくて良かったのに。
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廉「...っていうかその子誰なん？」
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永瀬が純ちゃんの方を見て言った。
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「あ、この子は私の...」
純「Aの友達の純です！」
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私が言おうとしたのを遮って純ちゃんが言う。
ちょっとビックリして純ちゃんの方を見ると
頬を赤らめていた。
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廉「...あ...そうなんや。
俺は...Aちゃんの彼氏の永瀬廉やで」
純「つ、付き合ってないんだよね？...本当は」
廉「...へ？」
「私が言ったの。 友達にはいいって言ったでしょ？」
廉「...まぁ、言ったけど...」
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永瀬が何故か不満げな表情をしてる。
...けど、すぐ笑顔になって言った。
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廉「純ちゃんやっけ？ よろしくな」
純「...！ う、うん。よろしくっ！」
廉「...もうちょっと喋りたいとこやけど俺今日用事あるで帰るわ」
「あ、そうなんだ。 じゃあね」
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だったらなんで来たの？
......っていう疑問はもういいや。
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廉「じゃあね」
純「あっ...バイバイ！」
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アイドルスマイルみたいな笑顔で
永瀬は美術室を出ていった。
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初音まい汰(プロフ) - なんか、え、きゅんきゅんしましたー笑笑 (2017年2月14日 1時) (
レス) id: 2a3e2fdffd (このIDを非表示/違反報告)
ミカノ - この小説大好きです！！ 更新頑張って下さい！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: a8e197467c (このIDを非表示/違反報告)
き-ﾒﾛ - すごく面白かったです^^ 涙が知らないうちに出てました���� これからも頑張って下さい'∀'/ (2015年4月8日 18時) (レス) id: 4a482eb04f (このIDを非表示/違反報告)
侑愛(プロフ) - 面白すぎです！きゅんきゅんしました♪ (2015年3月7日 8時) (レス) id: 0a3441573f (このIDを非表示/違反報告)
こまつ(プロフ) - 完結お疲れ様でしたっ（＾Ｏ＾） とっても面白くて、終わっちゃうのが少し淋しいです(´･_･`) (2014年12月6日 17時) (レス) id: 54539529da (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2014年7月4日 20時
