お嬢溺愛梵天ファミリー

俺の、私の頑張り屋の家族　マイキー、(名前)side ページ49

マイキーside






『パパ…、ちょっと話したいことがあるんだけど…』






今日も可愛い俺の娘が話しかけてきた。






いつもなら…






マイキー 「どうした？俺の部屋行くか。」






などと優しく答えるのだが最近仕事が忙しかったため俺は少し疲れていた。






マイキー 「Aまた後にしてくれ。」







『あ、そうだよね…ごめんね。お仕事がんばって。』






Aの悲しそうな顔を見るのは辛かったが、Aのためにも早く仕事を終わらせようと新しい書類に手をつけた。






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Aside






『話せなかったー…』






最近パパも私自身も忙しくてあまり喋れていない。






実はもうすぐAが所属している吹奏楽部の演奏会があるのだがまだマイキー達は知らないのだ。







『いつ言えるんだろう。お仕事忙しくてみんなも来られないのかな…』






Aの想いは、よくない方向へ進んでいた。

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