わたしとキミの愛の話。2nd (ページ8)

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🦊 欠点ページ8

A
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いつもクールな仕事仲間のウォヌ

夫との小さな価値観のズレが日に日に積もってきて相談したのがきっかけで

いつのまにか二人でお酒を交わすほどの仲になった

夫との仲は悪くないし、むしろ良くて周りから羨ましいと言われるほど。

しかしたまに無意識に発せられる差別的な言葉に苦しくなってきた

今日もそんな変わりない日常の愚痴を聞いてもらっているところ。

WN「ほんとAさんって何もかも完璧なのにこんな悩みあるの面白いですね」

『え、なによー。本当に悩んでるんだから』

WN「それに旦那さんがいるのに俺と二人で飲んでるところも。」

『これはいいの。彼にはちゃんと許可もらってるし。同僚の男性と飲みに行くって』

WN「ふーん、俺なら許しませんけどね」

返しに困る発言

いつもと少し違う雰囲気

　
『たしかに、ウォヌなら大勢の飲み会ですら許さなそうだよねー、、』

WN「こう見えて嫉妬深いのが俺の欠点」

　
そう言ってお酒をぐびぐび飲むウォヌ

『あ、ちょっと、一気飲み良くないからね。』

WN「うるさい、いいのー」

ウォヌが敬語を外すのは珍しい

WN「あ、Aさん、自分の欠点何だと思う」

『欠点？』

WN「そう、欠点」

『うーん、実は運動音痴とか？』

WN「え？そうなの？」

でもそれって欠点というよりギャップ萌え、なんてつぶやきが聞こえる

驚いてウォヌの方を見ると、お酒でふわふわしていた彼ではなく真面目な顔をした彼に変わっていた

WN「Aさんの欠点は、結婚してるってこと」

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