わたしとキミの愛の話。2nd (ページ5)

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ハンソル
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考え始めてから早数日

特に変化もなく過ごしていた

今日はAとデートだ

お互い出掛ける準備をしていた

準備が終わったけどなにかが足りない

VN「あ、帽子」

しかし帽子のある部屋には今ドレッサーで化粧中のAがいる

メイク過程を見られたく無いかなとAがいる間には今まで入ったことがなかった

でも今用意しないと忘れてしまう気がする

バレないようにそっと行こう

たしか棚の上に置いていたはず

幸いドアが開いたままだった

中を覗いてみると

ドレッサーの鏡に向かうAの姿

すぐいなくなるから安心して、なんて思ったが目を離せない光景が。

『いー』

『あはは』

『……………やっぱりだめだ、』

なんと、笑う練習をしていた

俺は頭を抱えてしまった

OMG…と声を出しそうになったが、なんとか止める

クールなAがこんな可愛いことをしているなんて

ギャップにもほどがある

きっとここで俺が気づいてしまったら、Aのことだからショックを受けてしまうはずだ

いつか俺が笑顔にしてみせよう

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