🦖 マンネ ページ3
A
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私には彼氏がいる
それはもうとてつもなく可愛くて愛おしい
でもそれは彼には言えない
拗ねちゃうからね。
DN「ヌナ！おはよ、朝ごはんできてるよ！」
『んんー、チャニごはんつくってくれたの？うれしい』
えっへんとでもいいそうな顔をして近づいてくるチャニ。
今まさに起きたふりをするのはもう慣れたもの
同棲し始めた頃、早起きが得意な私が朝ごはんを作っていると'僕がやるから朝は寝てていいよ！'とディノにいわれた
きっと彼も疲れているだろうと思って何回かそれを繰り返したら'僕がやりたいの！！！寝て！！！'と怒られた
そうは言われても習慣だからチャニより早く起きてしまう
しかし私のためにかっこいいところを見せようとがんばるイ・チャンくんがかわいいのでこんな芝居を打っているわけだ
彼は12人のお兄さんのような存在の仲間と過ごしてきた
職業柄マンネとしてよしよしされてきたチャニ。
どう頑張っても"かっこいいオッパ、ヒョン"としてみてもらえないことが不満らしい
かわいいね。
だからこそ私の前ではカッコよく居たいみたいで。
DN「あ、そうだヌナ！柔軟剤無くなりそうだったから僕買ってきたよ」
『え！そうなの？助かる〜ありがとう！』
DN「うん！ヌナを助けるのが僕の仕事だからね！！」
これまた頼もしい宣言だが、後々みてみたら柔軟剤ではなく柔軟剤っぽいパッケージの洗濯用洗剤。
頑張ってくれたかわいいチャニのために黙っておこう
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作者名：ぅゎキ | 作成日時：2023年11月2日 0時
