イブ 2 ページ21
貴方side
蓮「前に欲しがってたからどうしても今日渡したくて」
貴「…ありがとう本当に嬉しいっ…」
あまりの嬉しさに泣く
貴「あっ!私も渡したいのが…」
鞄から今日までかかった手編みのマフラーを出す
蓮「マフラー…」
貴「この前マフラー木に引っ掛かって切れちゃったじゃん?その時から編んでた……蓮に比べたら安物だから無理に着けなくて良いからね?」
蓮「安物とか関係ないし。凄く嬉しいから冬は毎日着ける」
笑顔で言ってくれた蓮に安心する
私は蓮ん家で、料理を作る
北京ダックやケーキ、あとはサラダやパエリア
いつもより張り切っちゃった…
蓮「…っ美味しそう」
貴「ごめん…作り過ぎちゃった…流石に今日で食べきれないね」
蓮「明日食べればいいよ。美紗子の料理は何日たっても美味しいから」
貴「…誉めすぎだよ」
蓮「事実だ」
そんな事を言いながら食べていく
自分の料理を嬉しそうに食べてくれると作って良かったってつくづく思う…
蓮「…凄く美味しかった……ん?美紗子、頬にクリーム付いてる」
蓮は私の頬に付いたクリームを舐めた
貴「なっ…//」
蓮「ご馳走さま」
…不意討ちはズルいよ//
クリスマスイブ
私は蓮と楽しく過ごせた…
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革ベルト
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作者名:美紗子 x他1人 | 作成日時:2016年7月30日 22時