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---銀魂パロ---
喫茶店の外にあるベンチに腰を下ろしていた万事屋の周りには大量の団子の山と大量のパフェが置かれていた。「食いまくれ！！！」とそれをガツガツ頬張る万事屋を悪い笑みで見つめる沖田は、喫茶店の娘を手招きで呼ぶ。
沖「この伝票、あそこにいる土方さんの分と一緒でお願いしまさァ」
娘「土方さん、ですか...」
沖「あそこにいるニコチン野郎でィ」
彼と同じ真選組野田衣服を着てタバコを吸っている男性を確認した娘は、「かしこまりました」と止まる事なく口に団子とパフェを運ぶ万事屋を苦笑して見つめた後、その伝票を手元にレジへと戻ると書き直す。新しく書き直した伝票を挟むと、娘はタバコを吸う男性の元へと足を運んだ。
娘「失礼いたします、伝票こちらに置かせていただきますね」
土「そこに置いといてくれ...って」
ヒラリと丸めて置かれた伝票をチラリと見た土方は目を見開いて「3万2836えんんんん？！？！」と叫んだ。
土「おい、ボッタクリだろォ！！！」
娘「いえ、お値段はメニュー通りでございますが...」
土「俺が注文したのはコーヒー1杯だ、なのに3万を越すだなんてボッタクリ以外に...？？おい、このパフェ20個と団子100個って何だ」
娘「彼方の銀髪のお侍さん方と真選組のお兄さんがご一緒にお会計をと...」
そういって娘が指差した先にはペロリと食べ終えた団子とパフェがあり、彼らはニヤリと悪い顔で笑いながらひらひらと手を振っていた。額の血管をピクピクと動かし怒りをあらわした土方は、グシャリと伝票を握りつぶして立ち上がった。
土「万事屋ァァァァァァア！！総悟ォォォォォォオ！！」
娘「困りますお客様！！店内での抜刀は...！！」
そういって止めようとした娘を振り切った土方はそのまま万事屋と沖田を追いかけ始めた。その様子を見た娘は顔を真っ青にして「お客様！！お代を！！！」と声をかけると、出入り口付近で土方は縦にグルンと回されてその場にねじ伏せられた。
「困りますねェ、お客さん。お代はしっかり払って貰わないと...」
土「す、スミマセン」
この喫茶店の店主は足元に転がっている土方をギロリと睨みつけて、娘から伝票を受け取ると「それではお会計、3万2836円になります」と笑顔で微笑みかけた。
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〜空〜(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2020年12月18日 18時) (
レス) id: 0dde4696e9 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 続き気になります！更新待ってます！ (2020年10月7日 0時) (レス) id: 1c6164a0e9 (このIDを非表示/違反報告)
mono(プロフ) - Chiroruさん» ありがとうございます！！ご指摘ありがとうございます、どうしてもズレてしまうようで汗 これからもご愛読よろしくお願いいたします！！ (2020年8月13日 18時) (レス) id: 51c364b744 (このIDを非表示/違反報告)
Chiroru - monoさん！毎日更新されるのがたのしみです！！また、23、24、23となってます！ (2020年8月7日 23時) (レス) id: d654b36b98 (このIDを非表示/違反報告)
mono(プロフ) - uka8502さん» ありがとうございます！ (2020年8月3日 14時) (レス) id: 51c364b744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mono | 作成日時：2020年7月26日 20時
