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no side
優梨愛「北斗急にどうしたの？」
北斗「……きちゃダメだった？」
優梨愛「ううん。全然。むしろ嬉しいよ」
優梨愛は北斗の隣に座ると、ぴったりと北斗にくっついた。
北斗はそっと優梨愛の長い髪の毛を撫でる。
優梨愛「ちょっと北斗〜！！やめてよ、くすぐったい。」
北斗「優梨愛の髪が、綺麗だから。」
優梨愛「もう、北斗ってば。」
優梨愛は嬉しそうに北斗の頬にキスをした。
北斗はそんな優梨愛を抱きしめる。
優梨愛「……」
抱きしめられた優梨愛は嬉しそうに、だが勝ち誇った顔で微笑んだ。
優梨愛「……北斗、彼女にばれちゃったんでしょ？」
北斗「……」
優梨愛「大丈夫だよ。うちがいるから。なんならその肩っ苦しい女ともさっさと別れちゃえばいいよ。」
北斗「……そういうわけにもいかないよ、」
優梨愛「……ふーん。でも、北斗が好きなのはうちだもんね！！」
北斗「……そうだね。俺は優梨愛が大好きだよ。」
北斗は自信のゆったりとしたペースで話す。
優梨愛「北斗！！大好き！！」
優梨愛は北斗をぎゅっと抱きしめる。
北斗もそれにこたえるように抱きしめた。
白尾優梨愛。
彼女は、北斗の浮気相手である。
北斗と同じカフェでアルバイトをはじめ、北斗に一目惚れ。
その後、優梨愛からの熱心なアプローチを受けて２人はAに隠れて付き合うことになる。
北斗に恋人がいることは知っていたが、それでも構わないと優梨愛は思っていた。
別にばれなければ問題ないし、お互いが好き同士ならなおさらいい。
それにばれた場合は、別れれば済むんだから。
優梨愛「じゃあうちにいっぱい来れるね！！」
北斗「そうだな。」
優梨愛「やったー！北斗ばれないようにちょくちょく家戻ってたし、もうばれたんだからコソコソする必要ないもんね。」
北斗「優梨愛はそんなに俺にいてほしいんだ？ｗｗ」
優梨愛「うん！！当たり前じゃん。優梨愛はね、北斗がいれば全然なんでもいいから！！」
そう言うと、優梨愛は北斗の唇にキスをした。
北斗も微笑んでキスを続ける。
そっと唇を離すと、優梨愛はあくどい微笑みを浮かべた。
優梨愛「……ほんと、北斗は私のこと大好きなんだから。」
続く (更新停止中)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年4月2日 23時
