浮気。3 ページ3
私は授業が終わった途端に隣のクラスに急いで走って行く。
男子「あれ？内宮じゃん。中島だよな？」
と、顔見知りの男子に言われる。
『うん。』
ちょっと息を切らしながら肯定の言葉を答える。
息を整えていると
健人「またマリウスのこと？」
と、呆れた顔で私の元にやってくる幼馴染
彼の名は中島健人。
まぁ、幼馴染の私が言うのも何だけど健人はかなりモテる。
まぁ、あのルックスでモテるのは当たり前か。
健人「何？黙り込んじゃって。そんなに嫌なことあったの？」
『いや、私にもそろそろ限界が…。』
.
.
『あの浮気を止めるにはどうすればいいと思う！？』
健人「ん〜…。止める方法か…。」
と、考え込んだ顔をした後にパッと思いついた顔をして
.
.
.
健人「いっそのこと、Aも浮気しちゃう？」
と、言う。
.
.
『はぁ！？』
『いやいや、仮にその案を認めるにしても相手がいないし…。』
健人「いやいや、いるでしょ？」
と、澄ました顔で自分のことを指差す健人。
『はぁ！？』
いろいろとぶっ飛びすぎてて本日二度目の
「はぁ！？」が出たわ！
健人「じゃあ、そういうわけで。これから浮気相手としてもよろしくね〜」
と、爽やかな笑顔をこちらに向けながら去っていく。
って、勝手に決まってるし…。
嗚呼、神様仏様。
私はこれからどうなってしまうのでしょうか？
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作者名：佐藤あずき | 作成日時：2016年12月19日 21時
