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※18 ページ19
「じゃあ、俺も今日午後ヒマだなー」
後ろから聞こえた声。
振り向く前に、手に、なにかを握らせられる。
「・・・あっ。」
「はよ。」
にこっ、と微笑んで
そのまま追い越して行ってしまった。
手を開いてみると折りたたまれたメモが。
そこには、電話番号と、メアドが殴り書きされている。
・・・これって、連絡してね、ってこと？
「Aー？」
ついてきていない私に気付いたのか、
少し遠くから勇太が見てきた。
「どうかした？」
「う・・ううん。なんでもないよ。」
勇太の顔が見れなくて、
罪悪感で胸がいっぱいになる。
大丈夫、
・・・・勇太だって、浮気してるんだから。
そう自分に言い聞かせて、
メモを鞄につっこんだ。
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作者名：ゆい☆
| 作成日時：2013年6月18日 1時
