裏 の 関 係

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あなたsaid




言われた通りの時間にカフェにきたけどヒカルらしき人はいない。




いるのは奥のテーブル席に1人の男。




その人は私を見ると立ち上がった。




？「もしかしてAさんですか？」




「はい…そうですが」




？「禁断ボーイズのいっくんです。ヒカルさんの件でお話があります」




「は？あたしヒカルに呼ばれてきたんだけど」




いきなりの事に戸惑い、荒い口調になってしまう。




い「LINEをしていたのは俺です。ヒカルさんには話していません。トークは消してあります」




「どういうつもり？」




この男の目は座っている。




何か知っている。




何を知ってる？




ヒカルと私の関係？




い「お座り下さい」




「で、何か言いたいことがあるからあたしを呼んだんでしょ？」




い「率直に言うとヒカルさんと別れてください。いや…今の関係を切ってください」




こいつ全部知ってる。




全て知った上で私に会いに来たんだ。




背中を冷汗が流れる。




い「ヒカルさんが…なんであなたを選んだか…わかる気がします」




「え？」




突然言い出したいっくん、と名乗る男。




「１個聞きたいんですけど…」




い「はい？」




「ヒカルとはどういう…？」




い「同じ事務所でYouTuberやってます」

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