章大の母 ページ36
Aside
ピンポーン…
「…どちら様ですか?」
?「あなたこそ、誰かしら?」
「しょ、章大さんの嫁です」
?「…話は入ってから聞きます」
名乗らなかった女性
一体誰なんだろう
?「初めまして、章大の母です」
「あ、挨拶もなしに章大さんと結婚することになって申し訳ありませんでした」
母「いつもは送り届けていたんだけど、今日はこっちに用事があったからわざわざ来たのよ。あなた、おいくつ?」
「30です。でも、章大さんからはさん付けで呼ばれてます。あたしが年上に見えたからですかね」
リビングに行き、お茶を淹れることに
お母さんは持ってきたものを冷凍庫に入れていた
母「章大、離婚したこと何も言ってくれなかったの。親として寂しいわ」
「言えなかったんじゃないですか。親にでも言えないことくらいひとつやふたつあります。でも、あたしは言えます」
母「何かしら」
「結婚して離婚しました。息子もいます。今は実家に母に見てもらってます。いずれ、息子の気持ち聞いて章大さんと3人で暮らして行きたいと思ってます」
母「そうね。子供の気持ちも必要よね。頼りない息子ですけど、よろしくお願いします」
「…こちらこそよろしくお願いします」
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2018年10月12日 19時