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YOU side
分かってた、今日のパーティーにあの
私が初めて臣に出逢った時も
このパーティーだったから、嫌でも思い出す
DJブースから見えたの
臣が彼女の腰に腕を回して、良い感じに音楽にのりながらお酒を飲んでた所
“ 凄いかっこ良かったよ ”
たまたまトイレですれ違った時に
臣が話し掛けてくれた最初の一言は今でも覚えてる
…
広臣「 A、どこ行ってたの？」
『 ごめん、トイレ行ってた 』
広臣「 そっか。俺社長に挨拶して来るね 」
『 分かった、行ってらっしゃい 』
彼が歩けば色んな人が挨拶をしている
先輩達からも、後輩達からも愛されてる広臣。
今でもそんな彼の恋人になれた事を誇りに思うし
広臣と付き合えて毎日幸せを感じてる
最近は忙しくてなかなか逢えなかったけど
それでもマメに連絡をしてくれるから安心できた
剛典「 Aちゃん、どうかした？」
『 ううん、ちょっと飲み過ぎちゃったかも 』
剛典くんにだって、相談しようと何回か思った
でも … 彼らだって 私が略奪した事くらい分かってるはず。
広臣はそうは言ってないみたいだけど
そりゃ 側から見たらただの横取りだって思うよね
さっきの事が、フラッシュバックして離れない
社長の元へ行った広臣の前のテーブルには元カノが居て
チラリと広臣の事を見ている様に思えた
彼女は私を睨み付ける様な視線でチラッと見て
勝ち誇ったように クスッと笑った
彼女も、前の私と同じ事をしてるんだ
私はそんな彼女の気持ちが今になってよく分かった
剛典「 お、デザート何食べてんの？」
『 … これ、いちごのタルト？』
そういえばさっき、これを取ろうとして佐野くんとぶつかっちゃったっけ。
ちょっと遠くにいる佐野くんが気になって
チラッと見てしまう
そうだ、私たちの関係は秘密だった
修羅場を目撃しちゃった私を助けてくれて
おまけに凄く重たい話まで聴いてくれた
私、どうして知り合ったばかりの佐野くんに
あんなにベラベラ喋っちゃったのかな
剛典「 それさっき玲於も食べてたよ 」
『 そうなんだ、美味しいよ 』
剛典「 へえ、俺も一個貰って来ようかな 」
どうして私なんか助けてくれたんだろう
今日初めて会ったのに。
そんな疑問を抱きながらも
私は彼から借りたブランド物のハンカチをそっと隠して、再びグラスに口を付けた
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中務れおあらん - さのまるさん» 一番いい判断だｧｯ！人間として見本になる判断ですね♪尊敬します！ (2018年3月24日 1時) (
レス) id: 01c710fdcc (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - さのまるさん» 何が起こってるのか作者的にはハテナ？？です（笑）でもありがとうございます！嬉しいです(^_^)v そう言って頂ける方の為にもこれからも頑張りますっ！ (2018年3月7日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
さのまる - コメント欄に書くことじゃないですよね…笑 へんなコメントなど気にせず、大変だと思いますがこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月7日 0時) (レス) id: e2eb0f7e46 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ - 名前変えて二回も言わなくても大丈夫です。読んでみます。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: 6ad83d3193 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - あいこさん» 続編までちゃんと全部読みましたか？ (2018年3月4日 16時) (レス) id: 72fad80a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびちゃん
| 作成日時：2018年2月3日 17時
