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REO side
隼には今までの事を簡単に話した。
協力してもらうからには、ちゃんと説明しておく必要があると思ったから。
隼はビックリしてたし、すげえ顔してたけど
“ 玲於、今まで頑張ったんだね ” なんて泣きそうになりながら言うから
なんでお前が泣くんだよ、って言ってやった
『 ちょっと散らかってるけど … どうぞ 』
初めて訪れた、Aちゃんの家
女の子の一人暮らしでも安心できるセキュリティのマンションだ。
ここに時々臣さんも来るんだ、と思うと胸の奥がチクチクとした
「 なんか女の子の部屋って感じ 」
『 だって私、女の子だもん 』
白を基調とした家具に、所々置いてある洒落たインテリア
可愛らしいぬいぐるみやクッション
コスメや美容の物、アクセサリーやフレグランス類も並べられている
ふと目に付いた、アクセサリーが置いてあるスペースに見つけた 一際目立つシルバーリング
見覚えのある気がするのは、よく臣さんが付けてるのを見た事があるからだ
『 先、お風呂いく?』
「 ん、じゃあ … 入ろうかな 」
『 わかった、ちょっと待っててね 』
バスルームへと消えていく彼女を見送ったあと
リングを手に取って 見てみると、やっぱり同じで
これ、臣さんからプレゼントされたのかな
だから大切そうに飾って置いてあるんだ
もしかして、お揃いのペアリングとか?
婚約指輪とかだったら、笑えないんだけど 俺
『 ん、どうかした?』
「 ううん、何も。Aちゃんも一緒にお風呂入る?」
『 … え、一緒に入るの?』
「 うん。ダメ?」
“ 駄目じゃないけど、” なんて口を尖らせて言う彼女を見て
やっぱりAちゃんが欲しくなった
臣さんから奪ってしまいたい、なんて略奪したい欲望が湧いてきた俺は
そっとズボンのポケットの中にリングを忍ばせた
「 A 、」
『 ちょっ … 待って玲於くん、まだ … 』
「 はやく、風呂行こう 」
待って、と身体をよじらせるAの腰に手を廻して引き寄せる
そのまま俺らはバスルームへと消えて
俺から強引にキスして、何も言えないくらい激しく舌を絡ませた
『 っ … んん、ゃ だ … 』
「 っ … はやく、自分で脱いで。風邪ひいちゃう 」
味わう様なキスを繰り返しながら、俺は彼女の服を脱がせていった
そして、生まれたままの姿になった俺たちは
バスルームへと消えた
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中務れおあらん - さのまるさん» 一番いい判断だァッ!人間として見本になる判断ですね♪尊敬します! (2018年3月24日 1時) (レス) id: 01c710fdcc (このIDを非表示/違反報告)
えびちゃん(プロフ) - さのまるさん» 何が起こってるのか作者的にはハテナ??です(笑)でもありがとうございます!嬉しいです(^_^)v そう言って頂ける方の為にもこれからも頑張りますっ! (2018年3月7日 0時) (レス) id: 88c81ce664 (このIDを非表示/違反報告)
さのまる - コメント欄に書くことじゃないですよね…笑 へんなコメントなど気にせず、大変だと思いますがこれからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年3月7日 0時) (レス) id: e2eb0f7e46 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ - 名前変えて二回も言わなくても大丈夫です。読んでみます。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: 6ad83d3193 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - あいこさん» 続編までちゃんと全部読みましたか? (2018年3月4日 16時) (レス) id: 72fad80a8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えびちゃん | 作成日時:2018年2月3日 17時